沙村広明氏が描く、札幌のラジオ局を舞台にした異色のコメディ漫画『波よ聞いてくれ』の最新刊、第13巻が登場しました。本作は、破天荒な主人公・鼓田ミナレがひょんなことからラジオパーソナリティとなり、その独特なトークセンスでリスナーを巻き込んでいく物語です。2020年にはアニメ化、2023年にはドラマ化もされた人気シリーズの最新作として、個性豊かな登場人物たちが織りなす人間模様と、ラジオ業界の裏側がさらに深く描かれています。本巻では、新たな放送局の設立や、ミナレを巡る人間関係の混迷が描かれ、読者を予測不能な展開へと誘います。
波よ聞いてくれ(13)の基本情報
| 書名 | 波よ聞いてくれ(13) |
|---|---|
| 著者 | 沙村 広明 |
| 出版社 | 講談社 |
| 発売日 | 2026年08月21日 |
| ISBN | 9784065444146 |
| シリーズ | アフタヌーンKC |
| ジャンル | 漫画(コミック) |
| 価格 | 792円(税込) |
| 楽天ブックス評価 | ★4.0(1件) |
波よ聞いてくれ(13)はどんな本?
『波よ聞いてくれ(13)』は、札幌のスープカレー店「ボイジャー」を去った城華マキエが、謎の人物「オダ」の協力を得て、自身の理想とする放送局の実現に向けて動き出すところから物語が展開します。一方、主人公の鼓田ミナレは、弟子入りを志願する女子高生・ミチルに振り回され、苦悩する日々を送っています。そんな中、藻岩山ラジオの頼れるディレクターである麻藤がぎっくり腰に見舞われ、若手局員たちがそれぞれ単独で番組を担当することに。彼ら彼女らの長く、そして波乱に満ちた一日が描かれ、ラジオというメディアを通して繰り広げられる人間ドラマが、沙村広明氏ならではの視点でコミカルかつリアルに活写されています。
波よ聞いてくれ(13)の内容と読みどころ
特徴1:個性豊かなキャラクターたちの人間関係の深化
城華マキエの新たな挑戦や、ミナレと弟子志願のミチルとの関係性など、登場人物たちの複雑な感情や思惑が交錯し、物語に深みを与えています。
特徴2:ラジオ番組制作の舞台裏とハプニング
ディレクターの負傷により、若手局員たちが一人で番組を回すことになり、ラジオ制作のリアルな苦労や、予期せぬトラブルがコミカルに描かれます。
特徴3:沙村広明氏独特のセリフ回しと描写
主人公ミナレの長尺で畳みかけるようなマシンガントークや、コマの隅々にまで散りばめられた小ネタは健在。読者を飽きさせない独特のテンポとユーモアが満載です。
この本がおすすめの人
本作は、日常の中に潜む非日常的な面白さを求める読者におすすめです。特に、ラジオ番組の制作現場や、そこで働く人々の人間ドラマに興味がある方には、そのリアルな描写とコミカルな展開が響くでしょう。また、主人公・鼓田ミナレのような破天荒ながらも魅力的なキャラクターに惹かれる方や、沙村広明氏の独特な画風とセリフ回し、緻密な描き込みが好きな方にも楽しんでいただけます。一筋縄ではいかない人間関係や、予測不能な展開が好きな方にも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
波よ聞いてくれ(13)の評判・口コミ
『波よ聞いてくれ』シリーズは、そのユニークな設定と主人公・ミナレの強烈なキャラクター性で高い評価を得ています。多くの読者からは、ミナレの感情の起伏が激しいながらも魅力的な人物像や、ラジオという題材を扱った斬新なストーリー展開が支持されています。また、沙村広明氏特有の疾走感あふれるコメディ描写や、コマの端々にまで描き込まれた小ネタ、そして怒涛の長尺セリフ回しが「ハマると爽快」と評されており、何度も読み返したくなる魅力があるという声も聞かれます。アニメ化やドラマ化によって、さらに幅広い層にその魅力が広がり、メディアミックス作品としても成功を収めていることがうかがえます。一方で、その独特な作風ゆえに好みが分かれる可能性も指摘されています。
波よ聞いてくれ(13)の著者情報
著者である沙村広明氏は、1970年千葉県生まれの漫画家・イラストレーターです。多摩美術大学美術学部油絵科を卒業後、1993年に『月刊アフタヌーン』でデビューしました。彼の代表作として広く知られているのは、異色時代劇『無限の住人』で、同作は1997年に第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しました。沙村氏の作品は、緻密な筆致と独特の構図、そして時に過激でユーモラスな表現が特徴です。現在は『月刊アフタヌーン』で『波よ聞いてくれ』を、『月刊少年シリウス』で『ベアゲルター』を連載するなど、精力的に活動を続けています。特に女性キャラクターの描写には定評があり、本作の主人公ミナレにもその魅力が色濃く表れています。
波よ聞いてくれ(13)の出版社情報
『波よ聞いてくれ(13)』を刊行する講談社は、日本を代表する総合出版社の一つです。本作が掲載されている『月刊アフタヌーン』は、1986年に創刊された青年漫画雑誌で、毎月25日に発売されています。『月刊アフタヌーン』は、創刊以来、漫画家の育成に力を入れ、独自の路線で多様なジャンルの作品を世に送り出してきました。「アフタヌーンKC」は、同誌に連載された作品の単行本レーベルであり、沙村広明氏の『無限の住人』をはじめ、数々の名作を輩出しています。マニアックながらも質の高い作品が多く、他の漫画雑誌とは一線を画す独自の存在感を確立しているのが特徴です。
波よ聞いてくれ(13)を購入する前に確認したい情報
発売日は2026年08月21日、ISBNは9784065444146です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
波よ聞いてくれ(13)の書評まとめ
沙村広明氏の『波よ聞いてくれ(13)』は、ラジオ業界のリアルな日常と、個性豊かな登場人物たちの予測不能な言動が織りなす、唯一無二のコメディ漫画です。主人公ミナレの破天荒な魅力と、彼女を取り巻く人間関係の新たな展開は、シリーズファンはもちろん、独特な世界観の作品を求める読者にも新鮮な驚きと笑いを提供してくれるでしょう。ラジオというメディアの面白さや、人間ドラマが好きな方には特におすすめの一冊です。

