【書評】仏の述べたことば註(如是語経註)|及川 真介|春秋社

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本書『仏の述べたことば註(如是語経註)』は、パーリ経典の中でも特に初期仏教の教えを簡潔に伝える「如是語経(イティヴッタカ)」と、その詳細な注釈書「イティヴッタカ・アッタカター」を全訳した学術書です。長年にわたり仏教研究に携わってきた及川真介氏が翻訳を手がけ、専門家や深く学びたい読者に向けて刊行されました。原典の理解を深めるための貴重な資料として、仏教学研究の進展に寄与する一冊です。

仏の述べたことば註(如是語経註)の基本情報

書名 仏の述べたことば註(如是語経註)
副題 イティヴッタカ・アッタカター
著者 及川 真介
出版社 春秋社
発売日 2021年11月15日頃
ISBN 9784393113608
ジャンル 人文・思想・社会
価格 22,000円(税込)

仏の述べたことば註(如是語経註)はどんな本?

本書は、パーリ経典の小部に収められている「如是語経(イティヴッタカ)」と、その注釈書である「イティヴッタカ・アッタカター」の全訳を収録しています。如是語経は、「このように世尊によって語られた」という特徴的な形式でブッダの言葉を伝える短編経典であり、初期仏教の教えのエッセンスが凝縮されています。 本書では、この経典の現代語訳に加え、ダンマ・パーラによる詳細な注釈書を網羅的に翻訳することで、経典の背景にある思想や解釈を深く掘り下げています。巻末にはパーリ語索引が付されており、学術的な研究資料としても活用できるよう配慮されています。

仏の述べたことば註(如是語経註)の内容と読みどころ

特徴1

パーリ経典「如是語経」と注釈書「イティヴッタカ・アッタカター」の初の全訳であり、初期仏教研究における貴重な原典資料を提供しています。

特徴2

「如是語経」はブッダの言葉を「このように語られた」という形式で簡潔に伝える経典であり、その教えの核心を深く理解するための手助けとなります。

特徴3

巻末に付された詳細なパーリ語索引は、専門的な研究者やパーリ語学習者にとって、原典の語彙や概念を追跡する上で非常に有用なツールとなります。

この本がおすすめの人

この本は、初期仏教、特にパーリ仏典に関心を持つ研究者や大学院生に特におすすめです。パーリ語の原典とその注釈を深く読み解きたい方、仏教思想の根源を学術的に探求したい方にとって、必携の一冊となるでしょう。また、仏教学の専門知識を持つ読者で、如是語経の多角的な解釈に触れたい方にも適しています。

仏の述べたことば註(如是語経註)の評判・口コミ

本書は、パーリ経典の重要な部分とその注釈書を網羅的に翻訳した学術書として、仏教学研究者を中心に評価されています。特に、これまで日本語で全訳がなかった「イティヴッタカ・アッタカター」の提供は、専門家にとって大きな意義を持つと見られます。 一般の読書レビューは多く見られませんが、その性質上、専門性の高い研究資料としての価値が重視されており、仏教学の進展に貢献する一冊として認識されています。

仏の述べたことば註(如是語経註)の著者情報

及川真介氏は1932年東京都生まれの仏教学者です。東北大学文学部印度学仏教史専攻を卒業後、東京大学大学院人文科学研究科修士課程印度哲学専攻を修了し、国際仏教学大学院大学で文学博士の学位を取得しました。 専門はインド仏教学、特にパーリ仏典の研究で、春秋社や法藏館などから多くの仏教関連書籍を翻訳・出版しています。主な著作には『蜜の味をもたらすもの 古代インド・スリランカ仏教説話集』などがあり、長年にわたり仏教研究の第一線で活躍されています。

仏の述べたことば註(如是語経註)の出版社情報

春秋社は1935年(昭和10年)に設立された日本の出版社です。 仏教書を主軸に、哲学、思想、心理、文学、音楽といった幅広い分野の専門書や入門書を刊行しています。 特に仏教学の分野では、パーリ仏典の翻訳や仏教思想に関する学術的な書籍を多数手掛けており、この分野における重要な出版社の一つとして知られています。 本書も、同社の仏教書刊行における長年の実績と専門性を象徴する一冊と言えるでしょう。

仏の述べたことば註(如是語経註)を購入する前に確認したい情報

発売日は2021年11月15日頃、ISBNは9784393113608です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

仏の述べたことば註(如是語経註)の書評まとめ

『仏の述べたことば註(如是語経註)』は、初期仏教の原典とその詳細な注釈を深く探求したい読者に向けた、極めて専門性の高い一冊です。及川真介氏による丁寧な全訳とパーリ語索引は、仏教学の研究者や真剣にパーリ仏典を学びたい方にとって、かけがえのない資料となるでしょう。仏教の教えの根源に触れ、その思想的背景を深く理解したいと考える読者にとって、本書は知的な探求の確かな道標となるはずです。

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