多孔質体は、私たちの生活や産業に不可欠な素材であり、その研究開発は常に進化を続けています。本書『多孔質体ハンドブック 性質・評価・応用』は、約20年ぶりの発刊となる待望の改訂版として、多孔質体の基礎から最新の応用までを網羅した専門書です。明治大学名誉教授の竹内雍氏が監修を務め、各分野の第一人者である131名の研究者・技術者が執筆に携わっており、その網羅性と専門性の高さが特徴です。 医療、電池、電子といった幅広い分野での実用的な知識と、新しい材料開発に役立つ情報が凝縮されています。
多孔質体ハンドブックの基本情報
| 書名 | 多孔質体ハンドブック |
|---|---|
| 副題 | 性質・評価・応用 |
| 著者 | 竹内 雍/新井 啓哲/川田 和之 |
| 出版社 | エヌ・ティー・エス |
| 発売日 | 2023年06月06日頃 |
| ISBN | 9784860438241 |
| ジャンル | 科学・技術 |
| 価格 | 74,800円(税込) |
多孔質体ハンドブックはどんな本?
本書は、多孔質体の性質、評価方法、そして多岐にわたる応用分野に焦点を当てた、全912ページに及ぶ大著です。 第1編では多孔質体の基礎事項として、構造と分類、基礎的性質などを解説。第2編では、幾何学的・形態学的構造、吸着・拡散、機械的・熱的・音響学的性質、光学特性といった物理的・化学的性質とその測定法を詳述しています。 そして第3編では、分離・精製、触媒、クロマトグラフィー、ろ材、水処理、食品・化粧品、医療、電池・キャパシタ、センサー、電子材料、土木、軸受・摩擦材、原子力など、現代社会における多孔質体の多様な応用例を具体的に紹介しています。 最新の研究動向と実用的な知見がバランス良くまとめられており、関連分野の研究者や技術者にとって必携の一冊と言えるでしょう。
多孔質体ハンドブックの内容と読みどころ
特徴1
約20年ぶりの改訂版として、多孔質体の基礎から最先端の応用までを網羅。特に医療、電池、電子分野の記述が充実しており、現代の技術ニーズに応える内容です。
特徴2
明治大学名誉教授の竹内雍氏が監修し、東海カーボンや東洋紡エムシーなどの第一線で活躍する研究者・技術者131名が執筆。各分野の専門家による信頼性の高い情報が提供されています。
特徴3
多孔質体の幾何学的構造から物理的・化学的性質の測定法、さらには分離・精製、触媒、医療、エネルギーなど、幅広い産業分野での具体的な応用事例が詳細に解説されています。
この本がおすすめの人
このハンドブックは、多孔質材料の研究開発に携わる化学、材料工学、環境工学、生命科学分野の研究者や技術者におすすめです。特に、医療、電池、電子材料といった応用分野での最新情報を求めている方には非常に有用でしょう。また、大学院生や企業の研究部門で多孔質体の基礎から応用までを深く学びたい方、異分野の技術動向を把握し、新たな研究テーマや製品開発のヒントを得たいと考えている専門家にも適しています。
多孔質体ハンドブックの評判・口コミ
本書は、その専門性の高さと網羅性から、関連分野の専門家にとって価値ある資料として認識されています。公開されているレビューは多くありませんが、出版社や販売サイトの説明からは、「約20年ぶりの発刊」「各方面の第一人者たちが集結・執筆」「新しい材料の研究開発にも役立つ内容」といった点が強調されており、業界内での期待の高さがうかがえます。 特に、医療、電池・電子といった需要の高い分野の応用が充実している点が、実用書としての評価を高めているようです。 900ページを超える大部な内容と、多数の執筆者による多角的な視点が、この分野の包括的な理解を深める上で評価されています。
多孔質体ハンドブックの著者情報
本書の監修は、明治大学名誉教授である竹内雍氏が務めています。竹内氏は1954年に東京大学工学部応用化学科を卒業し、工学博士の学位を持つ化学工学の専門家です。 有機ハロゲン化合物や臭気、CVD、ハイドロキシアパタイトなどの研究に携わり、多孔質体に関する先行書籍の監修経験もあります。 編集委員には、東海カーボン株式会社富士研究所所長の新井啓哲氏と、東洋紡エムシー株式会社執行役員である川田和之氏が名を連ねています。 新井氏はカーボンブラックに関する特許にも関与しており、川田氏は東洋紡グループで環境・ファイバー分野の要職を務めるなど、両氏ともに産業界の第一線で活躍する専門家です。
多孔質体ハンドブックの出版社情報
本書を刊行した株式会社エヌ・ティー・エスは、1985年に設立された理工系の専門出版社です。 東京都千代田区北の丸公園に本社を構え、科学技術に関する専門書の出版やセミナーの開催を主な事業としています。 材料工学、ナノテクノロジー、バイオ、環境、エネルギー、先端技術、化学、高分子など、幅広い科学技術分野の書籍を刊行しており、第一線の研究者や学識経験者による知見の体系化と価値創造を目指しています。 『生物の科学 遺伝』や『未来材料』といった定期刊行物も発行しており、科学技術情報の提供において重要な役割を担っています。
多孔質体ハンドブックを購入する前に確認したい情報
発売日は2023年06月06日頃、ISBNは9784860438241です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
多孔質体ハンドブックの書評まとめ
『多孔質体ハンドブック』は、多孔質体の基礎から最新の応用までを深く掘り下げたい専門家にとって、非常に価値の高い一冊です。特に、医療、電池、電子といった現代の重要技術分野における多孔質体の役割と可能性に関心のある研究者や技術者には、必携の資料となるでしょう。網羅的な内容と多数の専門家による執筆は、この分野の包括的な理解を助け、新たな研究開発の着想を得るための強力な基盤を提供します。

