食文化史研究の第一人者である江原絢子氏が編・解説を手がけた『食材別料理書集成』は、日本の食の歴史を紐解く上で貴重な資料を集成した全集・双書です。特に本書『第1巻』は、日本の食卓の基盤をなす米や麦に焦点を当てた料理書を収録しており、食文化の変遷を専門的に探求する研究者や、日本の食のルーツに関心を持つ読者にとって、深い洞察を提供する一冊となるでしょう。クレス出版から2017年に刊行されたこのシリーズは、学術的な価値の高さが特徴です。
食材別料理書集成(第1巻)の基本情報
| 書名 | 食材別料理書集成(第1巻) |
|---|---|
| 著者 | 江原絢子 |
| 出版社 | クレス出版 |
| 発売日 | 2017年01月 |
| ISBN | 9784877339449 |
| ジャンル | 美容・暮らし・健康・料理 |
| 価格 | 23,100円(税込) |
食材別料理書集成(第1巻)はどんな本?
『食材別料理書集成(第1巻)米・麦の料理』は、食文化史研究の専門家である江原絢子氏が編纂・解説した学術資料集成です。この巻では、日本の食生活に不可欠な米と麦に関する歴史的な料理書が厳選され、影印版として収録されています。単なるレシピ集ではなく、過去の料理書を通じて、当時の食習慣、調理技術、食材の利用法、そして人々の暮らしと食の関わりを深く考察するための基礎資料として位置づけられています。日本の食文化史における米と麦の重要性を多角的に理解するための、貴重な文献となっています。
食材別料理書集成(第1巻)の内容と読みどころ
特徴1
日本の食文化史における米と麦の役割に特化し、その変遷を歴史的料理書から読み解くことができます。
特徴2
江原絢子氏による詳細な編・解説が付されており、収録された料理書の背景や意義を深く理解するための手助けとなります。
特徴3
入手困難な貴重な料理書を影印版で収録しているため、当時の原典に触れるかのような臨場感で資料研究を進められます。
特徴4
学術研究の基礎資料として、食文化史、調理学、食教育史といった多様な分野の研究者に資する内容です。
この本がおすすめの人
この『食材別料理書集成(第1巻)』は、日本の食文化史や食教育史に関心を持つ研究者や学生に特におすすめです。また、歴史的な料理書を通じて当時の食生活や社会背景を深く探求したい方、特に米や麦といった主要食材の歴史的変遷に焦点を当てたい方にも適しています。さらに、専門的な学術資料の収集をされている図書館や研究機関にとっても、貴重なコレクションとなるでしょう。
食材別料理書集成(第1巻)の評判・口コミ
『食材別料理書集成』シリーズは、その専門性と資料的価値の高さから、主に学術分野で評価されています。一般の読者レビューは多く見られませんが、大学図書館での所蔵が多いことからも、研究資料としての重要性がうかがえます。食文化史研究の第一人者である江原絢子氏が編纂・解説している点も、その信頼性と学術的価値を裏付けるものとして認識されています。貴重な歴史的料理書を集成し、研究者が一次資料にアクセスしやすくした功績は大きいと評価されています。
食材別料理書集成(第1巻)の著者情報
江原絢子氏は、1943年島根県生まれの日本の食文化史研究者、食教育史研究者です。お茶の水女子大学家政学部食物学科を卒業後、名古屋大学で教育学博士号を取得しました。東京家政学院大学教授を経て、現在は同大学名誉教授・客員教授を務めています。専門は食文化史、食教育史、調理学で、一般社団法人和食文化国民会議の代表理事・会長代行も務めるなど、日本の食文化研究を牽引する存在です。主な著書に『家庭料理の近代』(吉川弘文館)などがあり、本書のような貴重な資料集成の編纂にも数多く携わっています.
食材別料理書集成(第1巻)の出版社情報
クレス出版は、1989年3月に設立された東京都中央区に本社を置く学術書専門出版社です。特に、学術研究に必要な貴重で入手困難な資料や文献の復刻出版を主軸としています。政治、歴史、経済、産業、国文学、女性学など多岐にわたる分野の学術書を刊行しており、研究者や図書館にとって重要な情報源を提供しています。『食材別料理書集成』シリーズも、同社のこうした出版方針を体現するものであり、専門性の高い資料の提供を通じて学術の発展に貢献しています。
食材別料理書集成(第1巻)を購入する前に確認したい情報
発売日は2017年01月、ISBNは9784877339449です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
食材別料理書集成(第1巻)の書評まとめ
『食材別料理書集成(第1巻)』は、日本の食文化史における米と麦の歴史的側面を深く掘り下げたい研究者や、専門的な資料を求める読者にとって、非常に価値のある一冊です。江原絢子氏の専門知識に基づいた編纂と、クレス出版の学術資料復刻へのこだわりが結実した本書は、単なる料理書を超え、当時の社会や生活を映し出す鏡として機能します。高価な専門書ではありますが、その資料的価値と学術的貢献度は高く、特定の研究テーマを持つ方には検討する価値があるでしょう。

