【書評】エピクロスの処方箋|夏川草介|水鈴社

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エピクロスの処方箋 9784910576053 水鈴社 パッケージ画像

現役医師であり作家としても活躍する夏川草介氏の最新作『エピクロスの処方箋』が、2025年9月29日に水鈴社より刊行されます。本作は、2024年本屋大賞4位、京都本大賞受賞、そして映画化も決定した『スピノザの診察室』に続く、待望の続編です。シリーズ作品ではありますが、単体でも楽しめる構成となっています。医師としての経験と哲学的な思索を織り交ぜた物語は、命のあり方や幸福の本質に迫ります。

エピクロスの処方箋の基本情報

書名 エピクロスの処方箋
著者 夏川草介
出版社 水鈴社
発売日 2025年09月29日頃
ISBN 9784910576053
ジャンル 小説・エッセイ
価格 1,980円(税込)
楽天ブックス評価 ★4.6(682件)

エピクロスの処方箋はどんな本?

『エピクロスの処方箋』は、京都を舞台にした医療小説です。主人公は、かつてエリート医師として将来を嘱望されながらも、妹の遺児を引き取るために地域病院へ移った内科医・雄町哲郎(マチ先生)。ある日、彼は因縁のある大学病院の絶対権力者である飛良泉教授の父親の治療を依頼されます。物語は、古代ギリシャの哲学者エピクロスの思想を引用しながら、「幸福とは何か」「快楽と幸福の違い」といった普遍的な問いを投げかけます。医療現場で様々な命の在り方に出会ってきた著者が、現代社会における人とのつながりの重要性にも触れながら、読者に思索を促す一作です。

エピクロスの処方箋の内容と読みどころ

特徴1

「医療では、人は救えない」という言葉に象徴される、医師の葛藤と人間ドラマ。

特徴2

古代ギリシャの哲学者エピクロスの思想を引用し、幸福や快楽の本質に迫る哲学的なテーマ。

特徴3

前作『スピノザの診察室』から続く、主人公・雄町哲郎の内面と成長を描く物語。

この本がおすすめの人

・現役医師である夏川草介氏の作品に興味がある方 ・『スピノザの診察室』を読んで、続編を待ち望んでいた方 ・医療現場のリアルな描写と、哲学的な問いかけに触れたい方 ・命の尊さや幸福について深く考えたいと感じている方

エピクロスの処方箋の評判・口コミ

★★★★☆ 4.5 (682レビュー)

『スピノザの診察室』の続編として、多くの読者から期待が寄せられています。前作同様、医療現場のリアルな描写と、哲学的なテーマを扱いながらも、登場人物たちの人間ドラマが丁寧に描かれている点が評価されています。主人公マチ先生の言葉に救われるという感想や、命や幸福について考えさせられるといった声が見られます。また、会話のテンポが良く、個性豊かな登場人物たちも魅力の一つとして挙げられています。

エピクロスの処方箋の著者情報

夏川草介氏は1978年大阪府生まれ、信州大学医学部卒業の現役医師であり小説家です。2009年に『神様のカルテ』で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同作は本屋大賞2位となりベストセラーとなりました。医師として地域医療に携わる傍ら執筆活動を続け、『本を守ろうとする猫の話』、『臨床の砦』などの著書があります。本作は、医師としての経験に基づいたリアリティと、哲学的な思索を融合させた作風が特徴です。

エピクロスの処方箋の出版社情報

水鈴社は、2020年7月に設立された出版社です。「自分たちが世に送り出したい、世に求められていると本気で思えた作品を丁寧につくり、その届け方を、水のように柔軟に姿を変えながら探って(企んで)いきたい」という理念のもと、刊行点数は多くありませんが、一冊一冊と丁寧に向き合っています。代表作には、瀬尾まいこ著『夜明けのすべて』や、川村元気著『8番出口』などがあります。

エピクロスの処方箋を購入する前に確認したい情報

発売日は2025年09月29日頃、ISBNは9784910576053です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

エピクロスの処方箋の書評まとめ

『エピクロスの処方箋』は、医療の現場で命と向き合う医師の姿を通して、人生や幸福について深く考えさせてくれる作品です。前作からのファンはもちろん、哲学的なテーマや人間ドラマに関心のある読者におすすめの一冊と言えるでしょう。

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