【書評】黄泉のツガイ(12)|荒川弘|スクウェア・エニックス

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黄泉のツガイ(12) 9784301003816 スクウェア・エニックス パッケージ画像

『鋼の錬金術師』や『銀の匙 Silver Spoon』など、数々のヒット作を手がけてきた荒川弘氏が描く和風バトルファンタジー『黄泉のツガイ』。その最新刊となる第12巻が2026年3月12日にスクウェア・エニックスより発売されました。山奥の村で静かに暮らしていた少年ユルが、双子の妹アサを巡る謎と、村に隠された秘密に巻き込まれていく物語は、荒川弘氏ならではの迫力あるバトル描写と、奥深い人間ドラマが魅力です。本巻では、激化する戦いの中で、登場人物たちの思惑が交錯し、物語はさらなる深みへと進んでいきます。

黄泉のツガイ(12)の基本情報

書名 黄泉のツガイ(12)
著者 荒川弘
出版社 スクウェア・エニックス
発売日 2026年03月12日
ISBN 9784301003816
シリーズ ガンガンコミックス
ジャンル 漫画(コミック)
価格 589円(税込)
楽天ブックス評価 ★4.7(40件)

黄泉のツガイ(12)はどんな本?

『黄泉のツガイ』は、現代文明から隔絶された山奥の村で暮らす少年ユルと、座敷牢に幽閉された双子の妹アサを中心に展開する和風バトルファンタジーです。穏やかな村に隠された不自然な謎、そして突然の襲撃によって、ユルは村の守り神である「ツガイ」の左右様と契約し、妹を巡る壮絶な戦いへと身を投じていきます。物語は、ツガイと呼ばれる存在と人間が共に戦う迫力あるバトルシーンが特徴で、人間同士の心理戦も絡み合い、読者を飽きさせません。本巻である第12巻では、ユルたちがアキオを狙いイワンの中華料理店を夜襲する一方、御陵が影森本家へ単身侵攻するなど、複数の戦いが同時進行し、それぞれのキャラクターの激情がぶつかり合う展開が描かれています。

黄泉のツガイ(12)の内容と読みどころ

特徴1

荒川弘氏ならではの迫力あるバトル描写が健在で、ツガイと人間、ツガイ同士、人間同士と、多様なバトルが繰り広げられます。

特徴2

謎に満ちた世界観と複雑な人間関係が魅力で、物語が進むにつれて少しずつ明かされていく真実に引き込まれます。

特徴3

双子の兄妹ユルとアサ、そして彼らを取り巻く個性豊かなキャラクターたちの思惑が交錯し、それぞれの信念がぶつかり合うドラマが読みどころです。

この本がおすすめの人

本作は、荒川弘氏の作品に共通する骨太なストーリーと、練り込まれた世界観を楽しみたい方におすすめです。特に、『鋼の錬金術師』のような重厚なファンタジーバトルが好きで、複雑な設定や伏線を読み解くことに喜びを感じる読者には深く刺さるでしょう。また、個性豊かなキャラクターたちの人間ドラマや、彼らの成長、そして時に残酷な運命に立ち向かう姿に感情移入したい方にも適しています。王道の少年漫画でありながら、一筋縄ではいかない展開や、善悪だけでは割り切れない登場人物たちの心情に触れたい方にも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

黄泉のツガイ(12)の評判・口コミ

★★★★☆ 4.7 (40レビュー)

『黄泉のツガイ』は、荒川弘氏の最新作として、多くの読者から注目を集めています。楽天ブックスでは40件のレビューで平均4.7という高い評価を得ていますが、WEB上のレビューでは、その評価が分かれる傾向も見られます。 「鋼の錬金術師」に代表される荒川作品らしい、迫力あるバトルシーンや魅力的なキャラクター造形、そして練り込まれた世界観を高く評価する声が多く聞かれます。 一方で、物語の序盤は謎が多く、設定が複雑であるため、「話が分かりにくい」「テンポが遅い」と感じる読者もいるようです。 しかし、この「分からない状態」こそが面白さにつながっているという意見もあり、伏線や考察を楽しむ読者にとっては、読み進めるごとに深まる世界観が魅力となっています。 登場人物たちの覚悟や、ツガイと主の信頼関係を描く描写も、作品に深みを与えていると評価されています。

黄泉のツガイ(12)の著者情報

荒川弘氏は、1973年5月8日生まれ、北海道出身の日本の漫画家です。 実家が酪農と畑作を行う農家であり、農業高校を卒業後、7年間農業に従事した経験を持っています。 この経験は、エッセイ漫画『百姓貴族』でユーモラスに描かれています。1999年に『STRAY DOG』でデビューし、2001年から連載を開始した『鋼の錬金術師』が大ヒットを記録。 同作で第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞したほか、『銀の匙 Silver Spoon』でも同賞を受賞しています。 その他の代表作に『獣神演武』『アルスラーン戦記』(漫画版)などがあり、重厚なファンタジーから日常を描いた作品まで幅広く手がけています。 自画像として牛を使用することで知られ、そのユニークな人柄もファンに愛されています。 『黄泉のツガイ』は、2021年から『月刊少年ガンガン』で連載を開始した最新作で、2026年にはアニメ化もされています。

黄泉のツガイ(12)の出版社情報

株式会社スクウェア・エニックスは、日本のゲームソフト販売・開発会社であり、同時に出版社でもあります。 1982年に株式会社エニックスとして設立され、その後2003年に株式会社スクウェアと合併し、現在の形となりました。 出版事業は、業界後発ながら『月刊少年ガンガン』の創刊を成功させ、現在では『Gファンタジー』『ヤングガンガン』など複数の定期刊行雑誌やオンライン誌『ガンガンONLINE』を展開しています。 『鋼の錬金術師』『黒執事』といった国内外でヒットした漫画作品を多数生み出しており、ゲーム事業で培ったIP(知的財産)を活かしたコミックやゲーム関連書籍の出版も強みとしています。 「無限の想像力で、新しい世界を創り出そう」をパーパスに掲げ、ゲームと出版の両面から多様なコンテンツを世界に届けています。

黄泉のツガイ(12)を購入する前に確認したい情報

発売日は2026年03月12日、ISBNは9784301003816です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

黄泉のツガイ(12)の書評まとめ

荒川弘氏が描く『黄泉のツガイ(12)』は、緻密に構築された世界観と、予測不能な展開が魅力の和風バトルファンタジーです。物語の核心に迫る激しい戦いが描かれ、登場人物たちの葛藤や信念が深く掘り下げられています。荒川作品特有の迫力あるアクションと、時にコミカルな描写が融合し、読者を飽きさせません。複雑な設定を読み解く楽しさや、キャラクターたちの関係性の変化に注目したい読者にとって、読み応えのある一冊となるでしょう。これまでの巻を読んできた方はもちろん、荒川弘氏の新たな代表作として、その世界観に没入したい方におすすめです。

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