光源氏の人生の大きな転換点を描く『源氏物語(3) 付現代語訳』は、KADOKAWAから出版されている玉上琢弥訳のシリーズ第3巻です。本書には、光源氏が都を離れる「須磨・明石」の物語を中心に、再起を果たすまでの重要なエピソードが収められています。
文庫形式ながら、原文と現代語訳を対照できる贅沢な作りになっており、物語の深層をじっくりと探求したい方に最適な構成となっています。
源氏物語(3) 付現代語訳の基本情報
| 商品名 | 源氏物語(3) 付現代語訳 |
|---|---|
| 著者 | 玉上 琢弥 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| ISBN | 9784044024031 |
| レビュー | ★4.3(4件) |
内容の解説
本書は、光源氏が政治的な苦境に立たされ、自ら須磨へと退去する場面から始まります。収録巻は「須磨」「明石」「澪標」「蓬生」「関屋」「絵合」「松風」の計7帖です。都での華やかな生活から一転、厳しい自然や孤独と向き合う源氏の姿が描かれます。
仕様面では、本文の原文に対して現代語訳が添えられており、さらに校異や詳細な補注が加えられています。これにより、言葉一つひとつが持つ歴史的背景や、物語の構造的な繋がりを深く理解することが可能です。
また、巻末資料として系図や年立に加え、当時の宮中の様子を知るための「清涼殿 後涼殿図」などが収録されています。人物の出入りや儀式の場をイメージしながら読み進められるよう配慮された、資料性の高い一冊です。
源氏物語(3) 付現代語訳のみんなの書評
この第3巻は、物語が大きく動く「須磨・明石」編を含んでいるため、シリーズの中でも特にドラマチックな展開を楽しめると評価されています。玉上氏の訳文は、源氏の孤独感や明石入道一家との出会いを情緒豊かに表現しており、読者を平安の風景へと誘います。
多くの読者は、原文と訳文が見開きで確認できる構成の利便性を挙げています。単なるあらすじの把握ではなく、古典としての文体を味わいながら、不明な点を即座に補完できる点が、深い読書体験に繋がっているようです。
また、資料編の充実ぶりについても、当時の建築様式や官職の理解を助けるものとして好意的に受け止められています。物語の転換期を扱う巻だからこそ、丁寧な解説があることで、源氏の心情の変化をより正確に追うことができるという傾向が見て取れます。
読んだ感想
須磨の暴風雨の描写や、夢に現れる亡き父の姿など、幻想的かつ緊迫したシーンが続くため、一気に引き込まれる感覚があります。現代語訳が非常に自然で、当時の人々の感性や価値観が、現代の私たちにも通じる普遍的なものとして伝わってきます。
- 光源氏が都を離れて過ごす時間の重なりが、丁寧な注釈によってより立体的に感じられます。
- 明石の姫君を巡る決断など、後の物語に繋がる重要な伏線を確認しながら読めるのが面白い点です。
- 図解資料を参照することで、当時の貴族たちの空間的な距離感や生活様式がリアルに想像できます。
原文の難しさを適度に和らげつつ、その魅力を最大限に引き出しているため、読み終えた後の充実感が大きいのが特徴です。物語が再び都へと戻り、新たな展開を見せるまでの過程を、確かな訳文で追体験できる一冊と言えるでしょう。
こんな人におすすめ
光源氏の流離と復活の物語を、原文のニュアンスを大切にしながら読み解きたい方におすすめです。平安時代の生活空間や儀式に興味があり、図解資料を参考にしながら深く物語に浸りたい読者にも非常に適しています。
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確認したい内容
源氏物語(3) 付現代語訳を購入する前に、内容紹介、著者・出版社、発売日、版・形式、対応機種、特典の有無などを商品ページで確認しておくと安心です。購入条件の細部は変わる場合があります。
よくある質問
Q. 本書の著者と出版社を教えてください。
A. 著者は玉上琢弥、出版社はKADOKAWAです。定評のある玉上氏による訳と詳細な解説で、源氏物語の世界をより深く味わうことができます。
Q. この巻にはどの章が収録されていますか?
A. 須磨、明石、澪標、蓬生、関屋、絵合、松風の各巻が収録されています。光源氏の流転と再生、そして新たな出会いの軌跡を辿る内容です。
Q. 本書のISBNコードは何ですか?
A. ISBNコードは9784044024031です。商品ページでの詳細確認や、正確な書籍データを参照するための番号としてご利用いただけます。
Q. 資料や図説などは含まれていますか?
A. はい。凡例、系図、校異、補注、年立、清涼殿・後涼殿図、索引が含まれており、当時の状況を視覚的にも把握しやすい構成となっています。
Q. 読者のレビューは投稿されていますか?
A. レビュー件数は4件あり、平均評価は4.33点となっています。購入者のリアルな感想や評価は楽天ブックスの商品ページで確認可能です。
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物語が中盤の山場を迎える第3巻は、源氏の再起を描く感動的なエピソードが満載です。付録の資料も充実しており、本格的な古典読解をサポートしてくれます。詳しい版の情報や形式、最新のレビューについては、商品ページで内容をご確認ください。
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