伊勢物語(下)|阿部 俊子|講談社【書評】

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伊勢物語(下)

阿部俊子氏による校注が施された講談社学術文庫版『伊勢物語(下)』。古典文学の深い味わいを求める読者にとって、詳細な注釈と共にじっくり読み進めたい一冊です。

伊勢物語(下)の基本情報

商品名 伊勢物語(下)
著者 阿部 俊子
出版社 講談社
ISBN 9784061584150
レビュー ★4.0(6件)

内容の解説

本書は、講談社より刊行されている阿部俊子氏校注の『伊勢物語(下)』です。天福本を底本としており、一人の男の生涯を歌と共に綴る「歌物語」の形式をとっています。

下巻には第71段「ちはやぶる」から第125段「つひにゆく」までが収められています。上巻の若々しい情熱とは対照的に、年月を経て衰えていく生命の哀感や、深い情愛が描かれているのが特徴です。

  • 著者:阿部 俊子
  • 出版社:講談社
  • ISBN:9784061584150
  • 収録内容:71段〜125段、および定家本にない章段

伊勢物語(下)のみんなの書評

古典文学の名作として知られる本作ですが、下巻では特に「老い」や「別れ」をテーマにした章段が心に響くという声が多いです。上巻で描かれた華やかな恋の遍歴を経て、人生の後半戦に差し掛かった主人公の心情が、洗練された和歌と共に丁寧に描写されています。

学術文庫版ということもあり、注釈の充実度を評価する傾向が見られます。単にあらすじを追うだけでなく、当時の背景や言葉のニュアンスを深く理解しながら読み進めたい読者にとって、信頼感のある一冊として受け止められています。物語の終盤に向けて高まっていく無常観は、現代の読者にとっても共感できる部分が多いようです。

読んだ感想

下巻を読み進めると、上巻の熱情とはまた違った、静かで深い感動が押し寄せてくるように感じられます。特に人生の終焉を意識した章段では、言葉の一つひとつに重みがあり、しみじみとした読後感が残るのが印象的です。

  • 「つひにゆく道」として知られる辞世の歌など、誰もが避けて通れない運命を美しく、かつ切なく描き出しています。
  • 解説や注釈が丁寧なため、和歌の背景にある複雑な人間関係や感情の機微を、置いてけぼりにされることなく味わえます。
  • 単なる古典の教科書的な存在ではなく、一人の人間の生き様を追体験するような感覚で読み進められるのが魅力です。

華やかな恋物語のその先にある、人間の本質的な寂しさや優しさに触れたい時に、じっくりと時間をかけて紐解きたい作品です。年齢を重ねてから再読することで、また新しい発見がありそうな深みを感じさせます。

こんな人におすすめ

平安文学の深い世界に触れたい方や、人生の哀歓を詠んだ和歌に興味がある方に向いています。詳細な注釈を頼りに、古典をじっくり読み解きたい読者に適した一冊です。

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確認したい内容

伊勢物語(下)を購入する前に、内容紹介、著者・出版社、発売日、版・形式、対応機種、特典の有無などを商品ページで確認しておくと安心です。購入条件の細部は変わる場合があります。

よくある質問

Q. この本にはどのような内容が含まれていますか?

A. 下巻には71段から125段までの歌物語に加え、定家本にはない「伝為氏本」などの章段が収められています。人生経験からにじむ思いやりや、生命の滅びの歌の哀感が描かれているのが特徴です。

Q. ISBNコードを教えてください。

A. 『伊勢物語(下)』のISBNコードは9784061584150です。楽天ブックスの商品ページでは、このコードをもとに詳細な仕様や出版社情報を確認することができます。

Q. レビューの評価はどうなっていますか?

A. 楽天ブックスでのレビュー件数は6件、平均評価は4点となっています。読者からの共感を誘う内容となっており、具体的な評価内容は商品ページで確認することが可能です。

Q. 発売日はいつですか?

A. 商品データに正確な年月日の記載がないため、詳細については楽天ブックスの商品ページでご確認ください。出版社は講談社、ジャンルは日本の古典文学に分類されています。

詳細を確認

阿部俊子氏の校注により、物語の深層まで味わえる講談社学術文庫版の下巻です。人生の終焉を見つめる歌の数々は、時代を超えて心に響きます。詳しい内容紹介や著者情報は商品ページでご確認ください。

気になった方は、下のボタンから商品ページで内容紹介・著者情報・出版社・発売日・版や形式を確認してみてください。

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