【書評】治癒の歯内療法 第3版|月星光博/福西一浩/泉 英之/外賀 泰/安藤彰啓/仲田憲司|クインテッセンス出版

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治癒の歯内療法 第3版 9784781208343 クインテッセンス出版 パッケージ画像

歯科医療の分野で長年にわたり多くの臨床医に支持されてきた『治癒の歯内療法』が、最新の知見を加えて第3版として大刷新されました。本書は、歯内療法における「治癒」という概念を深く掘り下げ、特に近年注目される歯髄温存療法(VPT)や新しい根管充填材に関する情報を網羅しています。月星光博氏をはじめとする、歯内療法学の第一線で活躍する複数の専門家が編著・執筆を手がけており、歯科医師が現代のエンド治療を理解し実践するための重要な一冊となるでしょう。

治癒の歯内療法 第3版の基本情報

書名 治癒の歯内療法 第3版
副題 エンドのバイオロジーとイノベーション
著者 月星光博/福西一浩/泉 英之/外賀 泰/安藤彰啓/仲田憲司
出版社 クインテッセンス出版
発売日 2021年10月10日頃
ISBN 9784781208343
ジャンル 医学・薬学・看護学・歯科学
価格 22,000円(税込)

治癒の歯内療法 第3版はどんな本?

本書『治癒の歯内療法 第3版』は、エンドドンティクス(歯内療法)に「治癒」という概念を導入し、その臨床的意義と最新技術を詳述した専門書です。特に、歯髄を可能な限り温存する「歯髄温存療法(VPT)」がエンド治療の最初の目標として確立された現代において、その概念と具体的な治療法に多くのページが割かれています。また、MTAに代表されるハイドローリックカルシウムシリケートセメントなど、次世代の根管充填材についても詳しく解説。歯内感染の病因論から診査・診断、根管の拡大・形成、洗浄・貼薬、根管充填、さらにはリトリートメントや歯内療法に付随する外科処置、非歯原性疼痛の鑑別診断まで、歯内療法の全領域を網羅した内容となっています。

治癒の歯内療法 第3版の内容と読みどころ

特徴1:**「治癒」概念の深化とVPTの詳説

** 歯内療法における「治癒」の概念を核とし、特に歯髄温存療法(VPT)の重要性と具体的なアプローチが詳細に解説されています。VPTは、感染した歯髄を取り除き、健康な歯髄を温存することで歯の機能を維持する治療法として、その成功率の高さが注目されています。

特徴2:**最新の材料と技術の紹介

** MTAをはじめとするハイドローリックカルシウムシリケートセメントといった次世代の根管充填材について詳述しており、これらの材料がもたらす治療の可能性と臨床応用について深く学ぶことができます。

特徴3:**多岐にわたる臨床テーマの網羅

** 歯内感染の病因論から始まり、診査・診断、う蝕象牙質への対応、歯根未完成歯や乳歯の処置、リトリートメント、CBCTやマイクロスコープの応用、歯内外科処置、さらには非歯原性疼痛の鑑別診断まで、歯内療法に関する幅広いテーマが網羅されており、臨床現場で直面する多様なケースに対応するための知識が得られます。

この本がおすすめの人

この書籍は、歯内療法における最新の知識と技術を習得したい若手からベテランまでの歯科医師に特におすすめです。特に、歯髄温存療法(VPT)の概念を深く理解し、自身の臨床に取り入れたいと考えている方、MTAなどの新しい根管充填材の特性と使用法を学びたい方にとって有益な情報が満載です。また、日常臨床で遭遇する複雑な歯内疾患や非歯原性疼痛の鑑別診断に悩む歯科医師、そして歯内療法の基礎から応用までを体系的に学び直したいと考えている方にも適した一冊と言えるでしょう。

治癒の歯内療法 第3版の評判・口コミ

『治癒の歯内療法 第3版』は、歯科医療界において「名著」として高く評価されてきたシリーズの最新版であり、多くの臨床医から支持を得ています。出版社であるクインテッセンス出版の紹介では、「エンドに『治癒』の概念を取り入れ、20年以上にわたって多くの臨床医の支持を得てきた名著が、最新の知見を加えて大刷新された」とされており、その内容の質の高さがうかがえます。 また、共同編著者の一人である福西一浩氏のクリニックのブログでは、「現時点での歯内療法学における最先端の知識と技術が網羅されている本であると確信しています」と紹介されており、専門家からの信頼も厚いことが示されています。 「死んだ歯髄は生き返らない」という従来のドグマを打ち破る内容であることにも触れられており、歯内療法の常識をアップデートしたいと考える読者にとって、非常に価値のある書籍と認識されているようです。 一般の読者レビューはまだ多く見られませんが、専門家からの評価は非常に高いと言えます。

治癒の歯内療法 第3版の著者情報

本書は、月星光博氏、福西一浩氏、泉英之氏が編著を務め、外賀泰氏、安藤彰啓氏、仲田憲司氏が執筆に参加した共著です。主編著者の月星光博氏は、大阪大学歯学部を卒業後、京都大学大学院で医学博士号を取得した歯科医師・歯学者で、国際外傷歯学会の元会長も務めた、歯周病学、外傷歯学、自家歯牙移植の分野における世界的権威です。 福西一浩氏は、大阪大学歯学部を卒業し、日本歯内療法学会専門医の資格を持つ、歯内療法と歯周治療の専門医です。 泉英之氏は、日本大学松戸歯学部を卒業し、滋賀県で泉歯科医院を開業しており、国際外傷歯学会の世界大会長を務めるなど、歯髄保存の科学と臨床に深く関わっています。 安藤彰啓氏は、昭和大学歯学部を卒業後、南カリフォルニア大学で研鑽を積み、米国口腔顔面痛学会専門医の資格を持つ、口腔顔面痛と口腔内科の専門家です。 仲田憲司氏は、愛知学院大学歯学部を卒業後、名古屋大学口腔外科教室に入局し、現在は名古屋市でなかた歯科を開業。月星光博氏のセミナーで歯内療法の研鑽を積むなど、幅広い分野で活躍しています。 これらの第一線で活躍する専門家たちが、それぞれの知見を結集し、本書を完成させました。

治癒の歯内療法 第3版の出版社情報

クインテッセンス出版は、1976年に創業された、歯学系分野を専門とする日本の出版社です。 ドイツのクインテッセンス出版との連携により国際的なネットワークを持ち、ドイツ、アメリカ、フランス、イタリアなど10カ国以上の最新歯科医療・技術情報を発信しています。 月刊誌や隔月刊誌、年間約60点の書籍、新聞、メールマガジンなど多岐にわたる媒体で情報を提供しており、高い内容レベルとビジュアル面への配慮を重視した出版活動を展開しています。 歯内療法に関する専門書籍も多数刊行しており、歯科医療従事者にとって信頼性の高い情報源として広く認知されています。

治癒の歯内療法 第3版を購入する前に確認したい情報

発売日は2021年10月10日頃、ISBNは9784781208343です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

治癒の歯内療法 第3版の書評まとめ

『治癒の歯内療法 第3版』は、歯内療法における「治癒」という革新的な概念と、歯髄温存療法(VPT)をはじめとする最新の治療技術・材料を深く学びたい歯科医師にとって、非常に価値のある専門書です。長年の実績を持つ名著の最新版として、第一線の専門家たちが執筆しており、その内容は信頼性と実践性を兼ね備えています。現代のエンド治療のパラダイムシフトを理解し、日々の臨床に活かしたいと考える歯科医療従事者にとって、必携の一冊となるでしょう。

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