【書評】可燃物|米澤 穂信|文藝春秋

本ページはプロモーションが含まれています
可燃物 9784167925543 文藝春秋 パッケージ画像

直木賞作家・米澤穂信氏が描く、初の警察ミステリー『可燃物』が文庫化され、話題を呼んでいます。米澤氏は、デビュー作『氷菓』をはじめ、数々のミステリーランキングで上位にランクインする人気作家であり、その作品は多様なジャンルと巧みな謎解きで多くの読者を魅了してきました。本作は、警察組織を舞台に、難事件に挑む刑事たちの姿を描き、ミステリーファンのみならず、新たな読者層からも注目を集めています。本稿では、この注目の警察ミステリーの魅力に迫ります。

可燃物の基本情報

書名 可燃物
著者 米澤 穂信
出版社 文藝春秋
発売日 2026年09月02日
ISBN 9784167925543
シリーズ 文春文庫
ジャンル 文庫
価格 847円(税込)
楽天ブックス評価 ★4.2(28件)

可燃物はどんな本?

『可燃物』は、群馬県警捜査第一課の葛警部を主人公とした、米澤穂信氏初の警察ミステリー作品です。葛警部は、上司や部下から煙たがられる変わり者ですが、その卓越した捜査能力で難事件の真相を次々と見抜いていきます。連続放火、凶器が見つからない殺人事件、不可解な立てこもりなど、一見バラバラに見える事件の奥に潜む真実を、葛警部だけが捉えることができるのです。本作は、ミステリーランキングで三冠に輝いた実績を持ち、警察組織のリアルな描写と本格的な謎解きが見事に融合した、警察ミステリーの金字塔とも言える作品です。解説は有栖川有栖氏が担当しています。

可燃物の内容と読みどころ

特徴1

難事件を解決する葛警部の卓越した捜査能力と、彼だけが見抜く真実の描写。

特徴2

連続放火、バラバラ死体、立てこもりなど、多様な犯罪を軸にした緊迫感あふれるストーリー展開。

特徴3

警察組織という舞台設定と、本格ミステリーの融合による、新たなミステリーの可能性の追求。

この本がおすすめの人

本格的な警察ミステリーを求める読者。 米澤穂信氏の作品を初めて読む方。 事件の真相解明だけでなく、人間ドラマや警察組織の描写にも興味がある方。 読後感の良さと、巧みな伏線回収を期待する方。

可燃物の評判・口コミ

★★★★ 4.2 (28レビュー)

『可燃物』は、ミステリーランキングで三冠を達成するなど、高い評価を得ています。読者からは、葛警部のキャラクター造形や、事件の謎解きの巧みさ、そして人間ドラマの深さが評価されています。特に、警察組織という舞台設定と本格ミステリーの融合が見事であるという声が多く聞かれます。また、米澤氏の作品としては珍しい警察ミステリーでありながら、その持ち味である緻密な伏線や読後感の良さは健在であると評されています。

可燃物の著者情報

米澤穂信氏は1978年、岐阜県生まれの小説家です。金沢大学文学部卒業後、書店員として働きながら執筆活動を続け、2001年に『氷菓』でデビューしました。デビュー以来、「古典部」シリーズや「小市民」シリーズなど、日常の謎や青春ミステリーで人気を博し、2011年には『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞、2014年には『満願』で山本周五郎賞を受賞しました。2022年には『黒牢城』で直木賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞し、ミステリー界のトップランナーとしての地位を確立しています。『可燃物』は、米澤氏初の警察ミステリーとして注目されています。

可燃物の出版社情報

文藝春秋は、1923年に作家・菊池寛によって創刊された雑誌「文藝春秋」を基盤とする総合出版社です。文学作品から週刊誌、ビジネス書、教養書まで幅広いジャンルの出版物を手がけており、特に芥川賞・直木賞との関わりは深く、多くの話題作を生み出してきました。近年はデジタルメディアにも注力し、「文春オンライン」などを展開しています。同社は、創業以来「自由な心持」で物事を捉え、読者の知的好奇心を刺激する質の高いコンテンツを提供し続けており、その姿勢は『可燃物』のような意欲的な作品の刊行にも繋がっています。

可燃物を購入する前に確認したい情報

発売日は2026年09月02日、ISBNは9784167925543です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

可燃物の書評まとめ

『可燃物』は、米澤穂信氏の新たな挑戦とも言える警察ミステリーであり、その卓越したミステリー構築力は本作でも健在です。難事件の捜査を通して描かれる人間ドラマや、葛警部という個性的なキャラクターが、読者を飽きさせません。ミステリーファンはもちろん、警察小説ファンにも手に取っていただきたい一冊です。

タイトルとURLをコピーしました