仏教学研究において不可欠な一大叢書『大正新脩大蔵経』。その全貌を明らかにする重要な索引書が『昭和法宝総目録』です。本書『昭和法宝総目録(第3巻)普及版』は、この目録部の最終巻にあたり、膨大な仏教典籍の海を航海するための羅針盤として、研究者や専門家から高く評価されています。大正末期から昭和初期にかけて編纂されたこの画期的な事業の背景と、その学術的価値に迫ります。
昭和法宝総目録(第3巻)普及版の基本情報
| 書名 | 昭和法宝総目録(第3巻)普及版 |
|---|---|
| 出版社 | 大正新脩大蔵経刊行会 |
| 発売日 | 1991年04月 |
| ISBN | 9784804395883 |
| ジャンル | 人文・思想・社会 |
| 価格 | 22,000円(税込) |
昭和法宝総目録(第3巻)普及版はどんな本?
『昭和法宝総目録(第3巻)普及版』は、大正13年(1924年)から昭和9年(1934年)にかけて刊行された全100巻からなる『大正新脩大蔵経』の「目録部」全3巻のうちの最終巻です。この目録は、『大正新脩大蔵経』に収録された膨大な漢訳仏典の書誌情報を網羅的に整理したもので、各典籍の詳名、異名、略名、そして他の主要な大蔵経における対応巻数などが示されています。普及版として刊行されたことで、より多くの研究機関や個人がこの貴重な資料にアクセスできるようになっています。
昭和法宝総目録(第3巻)普及版の内容と読みどころ
特徴1
『大正新脩大蔵経』の全容を把握するための不可欠な索引書であり、収録された膨大な仏典の書誌情報を体系的に整理しています。
特徴2
他の主要な大蔵経との対照情報も含まれており、仏教学研究における文献調査の効率と精度を高める上で極めて有用なツールです。
特徴3
「普及版」として提供されることで、専門の研究者だけでなく、仏教研究に関心を持つ幅広い読者や図書館にとって、より入手しやすい形となっています。
この本がおすすめの人
この書籍は、仏教学を専門とする研究者や大学院生にとって、文献調査の基礎となる重要な資料です。また、図書館や研究機関で仏教関連資料の整理・管理に携わる方々にも役立つでしょう。さらに、日本や東洋の思想史、文化史を深く探求する上で、仏教典籍の全体像を把握したいと考える方にもおすすめできます。特に『大正新脩大蔵経』を既に所有している、あるいは利用している方にとっては、その活用を最大限に引き出すための必携の一冊と言えます。
昭和法宝総目録(第3巻)普及版の評判・口コミ
『昭和法宝総目録』を含む『大正新脩大蔵経』全体は、漢訳仏典の定本として、また東洋思想の宝庫として、世界で最も権威ある一大叢書と評価されています。その編纂は当時の仏教学界の英知を結集したものであり、学術的な厳密さと網羅性において高い評価を受けています。特に、目録部は、膨大な典籍の中から必要な情報を効率的に見つけ出すための重要な手引きとして、研究者からその利便性を高く評価する声が聞かれます。専門性の高い資料であるため、一般の読者レビューは多くありませんが、学術界におけるその地位は揺るぎないものと認識されています。
昭和法宝総目録(第3巻)普及版の著者情報
本書の「著者」として記載されている「大正新脩大蔵経刊行会」は、大正13年(1924年)から昭和9年(1934年)にかけて『大正新脩大蔵経』を編纂・刊行するために設立された組織です。この一大事業は、東京帝国大学教授であった高楠順次郎博士が都監(総責任者)を務め、渡辺海旭、小野玄妙ら当時の主要な仏教学者が編纂に携わりました。高楠順次郎は、近代仏教学の発展に大きく貢献した人物として知られています。刊行会は後に大蔵出版株式会社へと発展し、現在も仏教学術書を中心に出版活動を続けています。
昭和法宝総目録(第3巻)普及版の出版社情報
「大正新脩大蔵経刊行会」は、本書の刊行元であり、その前身である「大正一切経編集所」は、大正12年(1923年)に東京帝国大学教授の高楠順次郎氏の企画により設立されました。同会は、世界で最も権威ある仏典の集大成とされる『大正新脩大蔵経』の編纂と刊行を目的として活動し、昭和9年(1934年)に全100巻を完成させました。その後、昭和7年(1932年)に大蔵出版株式会社が設立され、事業を引き継ぎました。大蔵出版は、仏教学術書や東洋哲学・思想に関する書籍を専門とする出版社として、今日に至るまで多くの重要な学術資料を世に送り出しています。
昭和法宝総目録(第3巻)普及版を購入する前に確認したい情報
発売日は1991年04月、ISBNは9784804395883です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
昭和法宝総目録(第3巻)普及版の書評まとめ
『昭和法宝総目録(第3巻)普及版』は、『大正新脩大蔵経』という仏教学の金字塔をより深く理解し、活用するための不可欠なツールです。特に、仏教学や東洋思想史の研究に携わる方々にとっては、膨大な典籍の中から必要な情報を迅速かつ正確に引き出すための強力な助けとなるでしょう。専門性の高い資料ですが、その学術的価値は確立されており、関連分野の研究者や機関にはぜひ手元に置きたい一冊と言えます。
