日本の南西部に広がる琉球列島は、多様な生態系と独自の生物相で知られています。本書『琉球列島の蝶』は、この豊かな自然の中で息づく蝶たちの姿を、半世紀にわたる著者の情熱と探求の結晶として一冊にまとめたものです。長年にわたり蝶の生態を追い続けてきた大屋厚夫氏が、その膨大な知見と美しい写真で、琉球列島の蝶の世界へと読者を誘います。専門家から愛好家まで、多くの自然科学ファンにとって貴重な資料となるでしょう。
琉球列島の蝶の基本情報
| 書名 | 琉球列島の蝶 |
|---|---|
| 著者 | 大屋厚夫 |
| 出版社 | 出版芸術社 |
| 発売日 | 2018年06月01日頃 |
| ISBN | 9784882935087 |
| ジャンル | 科学・技術 |
| 価格 | 22,000円(税込) |
琉球列島の蝶はどんな本?
本書は、奄美大島以南の「琉球列島」に生息する蝶に焦点を当てた、詳細な生態図鑑です。琉球列島の固有種、土着種、そして迷蝶に加え、絶滅の危機に瀕している対馬産の2種を含む、計87種の蝶が掲載されています。著者の大屋厚夫氏が半世紀もの歳月をかけて根気強く調査し、撮影し続けた成果が結実しており、各蝶の生活史に関する詳細な解説文と、野生の蝶の真の姿を捉えた瑞々しい生態写真が豊富に収められています。未だ謎の多い亜熱帯林における蝶たちの営みを、深く理解するための最高傑作と評されています。
琉球列島の蝶の内容と読みどころ
特徴1
著者が半世紀をかけて撮影・調査した集大成であり、長年の知見と情熱が凝縮された渾身の一冊です。
特徴2
87種の蝶について、分類、形態、分布、周年経過、食樹、棲息環境、幼生期、成虫の行動・習性まで詳細に解説され、野生の蝶の真の姿を捉えた生態写真が豊富に掲載されています。
特徴3
奄美大島以南の琉球列島の固有種、土着種、迷蝶、さらには絶滅寸前の対馬産2種を含む87種を網羅しており、この地域の蝶類研究における網羅性と専門性が際立っています。
この本がおすすめの人
この本は、日本の蝶類、特に琉球列島の蝶に深い関心を持つ方におすすめです。専門的な知見に基づいた詳細な生態解説と美しい写真から、蝶の研究者や愛好家はもちろん、自然写真家や生物多様性に関心のある方にも響く内容でしょう。また、亜熱帯の生態系や昆虫の生活史を学びたい学生や教育関係者にとっても、貴重な資料となる一冊です。
琉球列島の蝶の評判・口コミ
本書は、琉球列島の蝶に関する「蝶生態図鑑の最高傑作」と評されており、半世紀にわたる著者の研究と撮影の成果が「後世に語り継がれるべき渾身の一冊」として高く評価されています。 実際に、沖縄(八重山)の蝶の図鑑を探していた際に、現地の書店から本書が紹介されたという読者の声もあり、専門性の高さと地域に根差した情報源としての信頼性がうかがえます。 一般的な読者レビューは多くないものの、その内容は専門家や熱心な愛好家から高く評価されている傾向が見られます。
琉球列島の蝶の著者情報
著者である大屋厚夫氏は、1942年島根県生まれの医学博士です。東京医科大学を卒業後、岡山大学医学部心臓血管外科教室に入局しました。蝶類研究の第一人者として知られ、2005年から2011年には日本蝶類学会(現日本蝶類科学学会)会長を務めました。 1990年からは「月刊むし」の表紙写真を担当するなど、蝶の生態写真には定評があります。 本書以外にも、『野外ハンドブック・2『蝶』』(共著)、『四季列島・蝶ー小さな生命の生存戦略』などの著書があり、半世紀にわたり蝶の観察と撮影に情熱を注ぎ続けています。
琉球列島の蝶の出版社情報
出版芸術社は、東京都千代田区に本社を置く日本の出版社です。1988年に講談社・東都書房の元社員が創業し、文芸書、写真集、合気道関連書などを中心に幅広いジャンルの書籍を刊行しています。 特に、横溝正史や皆川博子、筒井康隆といった作家のコレクションや全集を多数手掛けることで知られています。 2015年からは静山社ホールディングスのグループ会社となり、文芸作品から実用書、専門書まで、読者が体系的に作品に触れられるような出版構成に特徴があります。
琉球列島の蝶を購入する前に確認したい情報
発売日は2018年06月01日頃、ISBNは9784882935087です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
琉球列島の蝶の書評まとめ
『琉球列島の蝶』は、長年にわたる著者の緻密な調査と卓越した写真技術が融合した、琉球列島の蝶類に関する決定版ともいえる一冊です。専門的な生態解説と息をのむような美しい写真の数々は、蝶の生態や多様性に深く触れたいと願う読者にとって、かけがえのない価値を提供するでしょう。高価な書籍ではありますが、その内容の充実度と希少性を考慮すれば、蝶類研究者や熱心な愛好家にとっては、手元に置くべき必携の書となるはずです。

