惣司ろう氏によるファンタジー・ラブコメディ『忘却の首と姫』は、ユニークな設定と心温まるストーリーで読者の心を掴んだ少女漫画作品です。本作は、首のない王と一途な姫君の政略結婚から始まる恋の物語を描き、その独特の世界観とキャラクター造形が多くの注目を集めました。本記事では、シリーズ第2巻にあたる『忘却の首と姫(2)』を中心に、作品の魅力や著者、出版社の背景、そして読者からの評判までを深掘りし、この愛らしいファンタジーの世界へと誘います。
忘却の首と姫(2)の基本情報
| 書名 | 忘却の首と姫(2) |
|---|---|
| 著者 | 惣司ろう |
| 出版社 | 白泉社 |
| 発売日 | 2013年07月19日頃 |
| ISBN | 9784592196723 |
| シリーズ | 花とゆめコミックス |
| ジャンル | 漫画(コミック) |
| 価格 | 471円(税込) |
| 楽天ブックス評価 | ★4.2(5件) |
忘却の首と姫(2)はどんな本?
『忘却の首と姫(2)』は、小国の姫リリアと、強い魔力を持つ「首なし王」との政略結婚を軸に展開するファンタジー・ラブコメディの第2巻です。誰もが「ムチャ婚」と評した二人の出会いは、リリアの一途な想いによって「イチャ婚」へと発展していきます。本作では、王様の良きお嫁さんになろうと奮闘するリリアの姿が描かれ、前巻で示唆された政略的な要素も絡みつつ、全体としてはほのぼのとした新婚生活の描写が中心となっています。タイトルにある「首」は「しるし」と読み、首なし王の首をリリアが管理するという、ナンセンスながらも愛らしい設定が物語に深みを与えています。
忘却の首と姫(2)の内容と読みどころ
特徴1:首なし王とリリア姫の「イチャ婚」ぶり
政略結婚から始まった二人の関係が、リリアの純粋な愛情によって甘く進展していく様子が描かれ、読者に癒やしとときめきを与えます。
特徴2:リリア姫の一途な奮闘
王様の良きお嫁さんになるべく、ひたむきに努力するリリアの姿は、読者の共感を呼び、応援したくなる魅力に満ちています。
特徴3:独特で愛らしい世界観
首のない王というファンタジックでナンセンスな設定が、物語全体にユーモラスで温かい雰囲気を生み出し、他の作品にはない魅力を放っています。
この本がおすすめの人
この本は、ファンタジー要素のあるロマンチックな物語を求めている方におすすめです。特に、純粋で一途なヒロインが困難を乗り越えていく姿に感動したい方や、ユニークな設定のラブコメディを楽しみたい方にぴったりでしょう。また、心温まる夫婦の日常や、甘い関係性の描写が好きな方にも満足いただける内容です。少女漫画ならではのときめきと、どこか切ない背景を持つキャラクターたちの織りなす物語に触れたい方にも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
忘却の首と姫(2)の評判・口コミ
『忘却の首と姫(2)』を含むシリーズ全体は、読者から「温かい気持ちになる」「ベタ甘ファンタジー」といった評価を受けています。楽天ブックスでは5件のレビューで平均4.2と、高い評価を得ています。特に、首なし王とリリア姫の年の差カップルが織りなす「癒しの新婚ファンタジー」としての側面に魅力を感じる声が多く見られます。一方で、作者の惣司ろう氏が連載途中で急逝されたことにより未完となったことに対し、多くの読者から惜しむ声や、物語の続きを読みたかったという感想が寄せられています。作者が構想していたハッピーエンドを知り、安堵する声も見受けられます。
忘却の首と姫(2)の著者情報
惣司ろう氏は、本作『忘却の首と姫』でデビューした漫画家です。同作は、当初『ザ花とゆめ』に読み切りとして掲載された後、読者からの反響を受けて『花とゆめ』本誌での連載が決定しました。『忘却の首と姫』は惣司氏にとって初の連載作品であり、その優しく温かいストーリーテリングで多くのファンを獲得しました。しかし、2014年夏頃から胃がんを患い闘病生活を送っていましたが、同年10月16日に逝去されたため、本作は未完のまま全7巻で完結となりました。作者の構想では、リリアが正式な王妃となり、子供を授かるという希望に満ちた結末が予定されていました。
忘却の首と姫(2)の出版社情報
白泉社は1973年12月1日に設立された日本の出版社です。一ツ橋グループに属し、雑誌、書籍、コミックス、文庫、絵本などの出版を中核事業としています。特に少女漫画分野に強く、1974年には少女まんが誌『花とゆめ』を創刊。翌1975年には漫画単行本レーベル『花とゆめコミックス』を立ち上げ、数々の人気作品を世に送り出してきました。社名には「泉のごとく申(白)す」、清冽な泉のように滾々と湧き出る「ことば」によって万人の心を癒やし感動させる出版社でありたいという願いが込められています。『忘却の首と姫』も、この『花とゆめコミックス』レーベルから刊行されています.
忘却の首と姫(2)を購入する前に確認したい情報
発売日は2013年07月19日頃、ISBNは9784592196723です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
忘却の首と姫(2)の書評まとめ
『忘却の首と姫(2)』は、首なし王と一途な姫リリアの甘く心温まる新婚生活が描かれるファンタジー・ラブコメディです。独特な設定と愛らしいキャラクターたちが織りなす物語は、読者に癒やしとときめきを提供します。作者の急逝により未完となった点は惜しまれますが、それでもなお、リリアと王様の純粋な愛情が描かれたこの作品は、多くの読者に愛され続けています。ファンタジー要素のある甘いロマンスや、心温まるストーリーを求めている方にとって、手に取る価値のある一冊となるでしょう。

