『源氏物語』研究の第一人者として知られる国文学者、池田亀鑑による『合本源氏物語事典』は、平安文学研究における基礎資料として長きにわたり重宝されてきた一冊です。本書は、膨大な『源氏物語』の本文を深く理解するための鍵となる重要事項を網羅的に解説しており、専門的な研究者から熱心な愛好家まで、幅広い読者にとって不可欠な存在と言えるでしょう。池田亀鑑が確立した近代源氏学の成果が凝縮された本書は、古典文学の奥深さに触れるための羅針盤となるでしょう。
合本源氏物語事典の基本情報
| 書名 | 合本源氏物語事典 |
|---|---|
| 著者 | 池田亀鑑 |
| 出版社 | 東京堂出版 |
| 発売日 | 1987年03月 |
| ISBN | 9784490102239 |
| ジャンル | 人文・思想・社会 |
| 価格 | 27,500円(税込) |
合本源氏物語事典はどんな本?
本書『合本源氏物語事典』は、国文学者・池田亀鑑が編纂した『源氏物語』研究の基本図書です。源氏物語の本文中から選ばれた約3000項目に及ぶ重要事項について、詳細な注釈と解説が施されています。さらに、注釈書解題、諸本解題、作中に引用された詩歌や仏典の解説、登場人物の詳細な解説、人物呼称一覧、年表、図録など、多岐にわたる資料が収録されており、物語の全体像を多角的に捉えるための情報が網羅されています。源氏物語の複雑な世界を深く掘り下げたいと考える読者にとって、その理解を助ける貴重な一冊です。
合本源氏物語事典の内容と読みどころ
特徴1
源氏物語本文中の重要事項約3000項目を詳細に注釈・解説しており、物語の理解を深めるための基礎知識が網羅されています。
特徴2
注釈書解題や諸本解題、所引詩歌仏典の解説など、源氏物語を取り巻く広範な文献情報が収録されており、多角的な研究をサポートします。
特徴3
作中人物の解説や人物呼称一覧、年表、図録といった資料が充実しており、物語の登場人物や時代背景を視覚的・体系的に把握するのに役立ちます。
この本がおすすめの人
この『合本源氏物語事典』は、源氏物語を深く読み解きたいと願うすべての人におすすめできます。特に、大学で日本文学を専攻する学生や研究者、古典文学を専門とする図書館員にとっては、必携の参考図書となるでしょう。また、源氏物語の原文読解に挑戦したい方や、物語の背景にある文化や歴史、登場人物の関係性を詳細に知りたいと考える熱心な愛好家にも適しています。専門的な知識を体系的に学びたい読者にとって、その期待に応える内容が詰まっています。
合本源氏物語事典の評判・口コミ
本書は、源氏物語研究における古典的な事典として、その専門性と網羅性が評価されています。一般の読書レビューサイトでは、発売年代が古いこともあり、多くの感想が見られるわけではありませんが、読書メーターには少数の読者によるレビューが確認できます。 これらのレビューからは、源氏物語の本文を読み解く上で不可欠なツールであるという認識や、その詳細な解説が研究の助けとなる点が評価されていることがうかがえます。専門性の高い資料であるため、広く一般に口コミが広がるというよりは、研究者や熱心な学習者からの信頼が厚い一冊と言えるでしょう。
合本源氏物語事典の著者情報
池田亀鑑(いけだ きかん/かめのり)は、明治29年(1896年)に鳥取県で生まれた日本の国文学者、小説家です。 東京帝国大学文学部国文科を卒業後、平安文学、特に『源氏物語』の研究でその名を馳せました。 彼の業績の中でも特筆すべきは、『源氏物語大成』全8巻の編纂であり、これにより朝日賞を受賞しています。 また、学位論文『古典の批判的処置に関する研究』によって文学博士の学位を取得し、近代源氏学の基礎を築いた人物として高く評価されています。 没後には「池田亀鑑賞」が創設されるなど、その功績は現代にも受け継がれています。
合本源氏物語事典の出版社情報
東京堂出版は、1890年(明治23年)に「株式会社東京堂」として創業し、翌年には出版業を開始した歴史ある出版社です。 1964年(昭和39年)に「株式会社東京堂出版」として独立・設立され、東京都千代田区神田神保町に本社を構えています。 同社は、古くから「辞書の東京堂」として知られ、『くずし字用例辞典』や『日本語学大辞典』など、国語系の辞典をはじめとする多岐にわたる分野の事典を数多く刊行してきました。 人文社会科学や自然科学、さらにはマジックといったユニークな分野の書籍も手掛けており、幅広い知識の世界を提供し続けています。
合本源氏物語事典を購入する前に確認したい情報
発売日は1987年03月、ISBNは9784490102239です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
合本源氏物語事典の書評まとめ
『合本源氏物語事典』は、池田亀鑑による長年の研究成果が結実した、源氏物語を深く探求するための決定版とも言える事典です。物語の重要事項から関連文献、人物情報まで網羅されており、専門的な研究はもちろん、熱心な愛好家が物語の世界をより深く理解するための強力な手助けとなるでしょう。古典文学、特に源氏物語の奥深さに触れたい方や、体系的な知識を求めている方にとって、本書は長く手元に置いて活用できる価値ある一冊となるはずです。

