小学館のフラワーコミックスから刊行されている渡辺多恵子氏の漫画『風光る』。幕末の京都を舞台に、男装して新選組に入隊した少女・富永セイ(神谷清三郎)の生き様を描く物語です。1997年に連載が開始され、2020年に完結を迎えた本作は、その綿密な時代考証と魅力的なキャラクター描写で多くの読者を惹きつけてきました。第48回小学館漫画賞を受賞したことでも知られ、歴史ファンのみならず、青春ドラマとしても高く評価されています。本巻は物語が大きく動く展開を迎えます。
風光る(32)の基本情報
| 書名 | 風光る(32) |
|---|---|
| 著者 | 渡辺 多恵子 |
| 出版社 | 小学館 |
| 発売日 | 2012年06月26日 |
| ISBN | 9784091344755 |
| シリーズ | フラワーコミックス |
| ジャンル | 漫画(コミック) |
| 価格 | 440円(税込) |
| 楽天ブックス評価 | ★4.3(53件) |
風光る(32)はどんな本?
『風光る』第32巻では、物語が新たな局面を迎えます。新選組が分裂し、主人公のセイ(神谷清三郎)と沖田総司の関係にも変化が生じます。セイは武士としての覚悟、そして女性としての涙を抱えながら、激動の時代を生き抜こうとします。一方、総司を慕う遊女・小花の壮絶な最期が描かれ、物語に深い影を落とします。また、セイと総司がいる新選組から離れた斎藤は、伊東甲子太郎が率いる分派へと加わることになります。うねる時代の中で、個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる人間ドラマが、読者を引き込みます。歴史の重みと登場人物たちの繊細な心情が丁寧に描かれた一冊です。
風光る(32)の内容と読みどころ
特徴1
新選組の分裂と、それに伴う主要人物たちの動向の変化。
特徴2
主人公セイと沖田総司の関係性の進展と、それに揺れる登場人物たちの心情。
特徴3
遊女・小花の悲劇的な最期が、物語に深みと切なさを加える。
特徴4
激動の幕末という時代背景の中で、登場人物たちが抱える武士としての覚悟と女性としての葛藤。
この本がおすすめの人
幕末の動乱期を舞台にした人間ドラマに興味がある方。新選組という歴史上の組織に焦点を当てた物語を読みたい方。男女の機微や、登場人物たちの成長物語に惹かれる方。歴史漫画でありながら、女性の生き方や心情も丁寧に描かれているため、幅広い層の読者におすすめできます。特に、史実に基づきながらも、登場人物たちの心情を豊かに描き出す作品を好む方に手に取っていただきたい一冊です。
風光る(32)の評判・口コミ
『風光る』は、その丁寧な時代考証と魅力的なキャラクター描写で高く評価されています。多くの読者レビューでは、歴史への興味を深められたという声や、登場人物たちの生き様に感動したという感想が見られます。特に、主人公セイの男装しての奮闘ぶりや、沖田総司との関係性が丁寧に描かれている点が魅力として挙げられています。また、絵の美しさや、ストーリー展開の巧みさも称賛されており、漫画としての完成度の高さがうかがえます。一部では、物語の結末について様々な意見があるものの、総じて、幕末という激動の時代を生き抜く人々の姿を感動的に描いた名作として、多くのファンに支持されています。
風光る(32)の著者情報
渡辺多恵子は、1960年8月29日生まれ、東京都出身の漫画家です。1979年に『別冊少女コミック』でデビュー。代表作に『ファミリー!』、『はじめちゃんが一番!』、『風光る』などがあります。『はじめちゃんが一番!』で第36回、『風光る』で第48回小学館漫画賞を受賞しています。特に『風光る』は、1997年から2020年まで約23年にわたり連載され、多くの読者に愛されました。本作では、幕末の京都を舞台に、男装して新選組に入隊した少女の成長と恋愛を描き、その緻密な時代考証と繊細な心理描写で高い評価を得ています。
風光る(32)の出版社情報
小学館は、東京都千代田区に本社を置く日本の大手出版社です。1922年に創業し、雑誌、書籍、コミックス、児童書など幅広いジャンルの出版物を発行しています。特に漫画雑誌においては、『週刊少年サンデー』や『少女コミック』、『月刊フラワーズ』などを発行しており、数多くの人気作品を生み出しています。フラワーコミックスは、小学館が発行する漫画単行本のレーベルであり、少女漫画からレディースコミックまで、幅広い女性向けの作品を収録しています。本作『風光る』も、このフラワーコミックスレーベルから刊行されています。
風光る(32)を購入する前に確認したい情報
発売日は2012年06月26日、ISBNは9784091344755です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
風光る(32)の書評まとめ
『風光る』第32巻は、新選組の分裂という大きな転換点を迎え、物語がさらに深みを増す一冊です。主人公セイの成長と、沖田総司との関係性の変化、そして登場人物たちの悲喜こもごもが丁寧に描かれています。幕末の歴史ロマンと、登場人物たちの人間ドラマに引き込まれること間違いなしです。歴史ファンはもちろん、青春群像劇としても楽しめる作品であり、多くの読者におすすめできる巻となっています。

