【書評】パタリロ!(80)|魔夜峰央|白泉社

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パタリロ!(80) 9784592184508 白泉社 パッケージ画像

魔夜峰央氏による不朽のギャグ漫画シリーズ『パタリロ!』は、1978年の連載開始以来、多くの読者を魅了し続けている作品です。その80巻目にあたる本書は、マリネラ王国の国王パタリロと、英国情報部のバンコラン少佐、そしてその愛人マライヒが織りなす奇妙で愉快な日常を描いています。長きにわたり愛されるシリーズの魅力が凝縮されており、独特の世界観と予測不能な展開は、初めての読者にも、長年のファンにも新鮮な驚きを提供することでしょう。

パタリロ!(80)の基本情報

書名 パタリロ!(80)
著者 魔夜峰央
出版社 白泉社
発売日 2007年05月
ISBN 9784592184508
シリーズ 花とゆめコミックス
ジャンル 漫画(コミック)
価格 429円(税込)
楽天ブックス評価 ★4.5(32件)

パタリロ!(80)はどんな本?

『パタリロ!』は、南海に浮かぶ架空の小国マリネラ王国の若き国王、パタリロ・ド・マリネール8世を主人公とするギャグ漫画です。9歳で大学を卒業した天才的な頭脳を持ちながら、いたずら好きで金儲けに目がないパタリロが、英国情報部のバンコラン少佐や元暗殺者のマライヒらを巻き込み、様々な騒動を巻き起こします。物語は基本的に一話完結形式ですが、練り込まれたプロットも多く、単なるドタバタギャグに留まらない奥深さも持ち合わせています。宝石、妖怪、落語といった作者自身の趣味や知識が随所に散りばめられ、耽美的な要素も特徴の一つです。 本巻では、バンコランのもとに届いた謎の小包を巡る事件や、「もうけないパタリロ」といったエピソードを含む全9編が収録されており、母の想いが垣間見える物語も展開されます。

パタリロ!(80)の内容と読みどころ

特徴1:予測不能なギャグと練り込まれたストーリー展開

パタリロの天才的な頭脳と破天荒な行動が巻き起こす騒動は、常に読者の予想を裏切り、笑いを誘います。

特徴2:個性豊かなキャラクターたち

主人公パタリロはもちろん、美少年キラーのバンコラン少佐やその愛人マライヒ、忠実なタマネギ部隊など、一度見たら忘れられない強烈なキャラクターが物語を彩ります。

特徴3:独特の耽美な世界観と多様なテーマ

ギャグだけでなく、宝石や妖怪、ミステリーといった要素が盛り込まれ、時にシリアスで耽美な雰囲気を醸し出す魔夜峰央氏ならではの作風が楽しめます。

この本がおすすめの人

本作は、奇抜なギャグと独特の世界観で日常の喧騒を忘れたい方に特におすすめです。また、一筋縄ではいかない個性的なキャラクターたちの掛け合いを楽しみたい方や、ミステリーやSF、ホラーなど多様なジャンルの要素が融合した作品を好む方にも響くでしょう。長寿シリーズでありながら、一話完結のエピソードも多いため、どの巻から読んでも楽しめる懐の深さも魅力です。

パタリロ!(80)の評判・口コミ

★★★★☆ 4.5 (32レビュー)

『パタリロ!』シリーズは、楽天ブックスで平均4.5点(32件のレビュー)と高い評価を得ています。 WEB上のレビューでは、その長きにわたる連載期間から「不朽の名作」「唯一無二の存在」といった声が多く見られます。 読者からは、パタリロの予測不能な行動や、バンコランとマライヒの関係性、そしてタマネギ部隊の存在が、作品の大きな魅力として挙げられています。 また、ギャグのセンスだけでなく、時に哲学的なテーマや社会風刺が込められたストーリー展開を評価する声も確認できます。 長年のファンからは、巻数を重ねても変わらない面白さや、作者の衰えない創作意欲に対する称賛が寄せられています。

パタリロ!(80)の著者情報

魔夜峰央(まや みねお)氏は、1953年新潟県生まれの漫画家です。1973年に『見知らぬ訪問者』でデビューし、当初は怪奇・ミステリー作品を手がけていました。 しかし、1978年に連載を開始した『ラシャーヌ!』と『パタリロ!』でギャグ路線へと転換し、特に『パタリロ!』は長期連載の大ヒット作となりました。 1999年には『パタリロ!』で第28回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞しています。 その後も『翔んで埼玉』が実写映画化されるなど、幅広い世代から注目を集め続けています。 宝石収集や妖怪に関する深い知識を作品に活かすことでも知られ、自身の作品中に「ミーちゃん」として登場することもあります。

パタリロ!(80)の出版社情報

白泉社は1973年12月1日に集英社から枝分かれする形で設立された総合出版社です。 1975年には漫画単行本レーベル「花とゆめコミックス」を創刊し、出版事業を本格化させました。 特に少女漫画雑誌『花とゆめ』や『LaLa』、青年漫画誌『ヤングアニマル』などを主力とし、数々の人気作品を世に送り出しています。 『パタリロ!』も「花とゆめコミックス」から刊行されており、同社の代表的な作品の一つです。 紙媒体だけでなく、電子書籍やアプリ「マンガPark」などデジタル領域にも積極的に展開し、多様なコンテンツを提供することで、出版業界において確固たる地位を築いています。

パタリロ!(80)を購入する前に確認したい情報

発売日は2007年05月、ISBNは9784592184508です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

パタリロ!(80)の書評まとめ

『パタリロ!(80)』は、魔夜峰央氏の独創的な世界観と、長年培われたギャグセンスが光る一冊です。マリネラ国王パタリロを中心に繰り広げられる奇想天外な物語は、日常の憂さを忘れさせてくれるでしょう。シリーズのファンはもちろんのこと、独特のユーモアと耽美な雰囲気を併せ持つ作品に触れてみたい方にも、ぜひ手に取っていただきたい作品です。長寿シリーズならではの安定した面白さと、時にハッとさせられる深いテーマが、読者に豊かな読書体験を提供します。

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