【書評】戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない|赤根 智子|文藝春秋

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国際刑事裁判所(ICC)の日本人初所長である赤根智子氏が、激動する国際情勢の最前線から「法の支配」の重要性を訴える一冊が『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』です。ロシアによるウクライナ侵攻やイスラエル・パレスチナ紛争といった現代の二大戦争に国際刑事裁判所がいかに向き合い、そしてプーチン大統領やネタニヤフ首相に逮捕状を発付したことで、著者自身がロシアから指名手配され、米国から制裁を受けるという異例の事態に直面した経緯が語られます。国際司法の現場で奮闘する著者の視点から、世界の平和秩序の行方を考える上で必読の書となるでしょう。

戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しないの基本情報

書名 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない
著者 赤根 智子
出版社 文藝春秋
発売日 2025年06月20日頃
ISBN 9784166614967
シリーズ 文春新書
ジャンル 新書
価格 1,045円(税込)
楽天ブックス評価 ★4.3(68件)

戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しないはどんな本?

本書は、国際刑事裁判所(ICC)が直面する現代の戦争犯罪と、その中で「法の支配」がいかに重要であるかを、日本人として初めてICC所長に就任した赤根智子氏が自らの経験を通して綴った文春新書です。第二次世界大戦後のニュルンベルク裁判や東京裁判にルーツを持つICCが、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエル・パレスチナ紛争といった国際的な危機にどう対峙しているのかを詳述しています。プーチン大統領やネタニヤフ首相への逮捕状発付という歴史的決断の背景、そしてそれによって生じた国際社会からの圧力や著者への逆指名手配、米国の制裁といった困難な状況が、当事者の視点からリアルに描かれています。国際平和秩序が揺らぐ現代において、ICCの役割と存続の意義を深く問いかける内容となっています。

戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しないの内容と読みどころ

特徴1

国際刑事裁判所(ICC)の日本人初所長である赤根智子氏が、プーチン大統領やネタニヤフ首相に逮捕状を発付した経緯と、それによって自身がロシアから指名手配され、米国から制裁を受けたという国際司法の最前線での体験が詳細に語られています。

特徴2

ウクライナ戦争とイスラエル・パレスチナ紛争という現代の二つの大きな戦争犯罪に対し、ICCがいかに「法の支配」を貫こうと奮闘しているか、その具体的な活動と直面する課題が明らかにされます。

特徴3

第二次世界大戦後のニュルンベルク裁判や東京裁判をルーツとする国際刑事裁判所の歴史的背景から、その組織構造、そして「世界の警察」アメリカが過去のものになりつつある中で、国際平和秩序を守るためのICCの役割と未来への展望が示されます。

この本がおすすめの人

本書は、国際情勢や国際法に関心のある方、特に現代の戦争犯罪や国際司法の課題について深く理解したい方に強くおすすめできます。また、国際機関の活動や外交の裏側に関心がある方、そして「法の支配」が世界平和に果たす役割について考察を深めたい方にも適しています。さらに、困難な状況下でも信念を貫くリーダーシップや、国際社会で活躍する日本人の視点に触れたいビジネスパーソンや学生にも、多くの示唆を与える一冊となるでしょう。

戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しないの評判・口コミ

★★★★ 4.3 (68レビュー)

楽天ブックスでは68件のレビューがあり、平均評価は4.3と高い関心を集めています。WEB上の書評や関連情報を見ると、著者が国際刑事裁判所の所長として、ロシアのプーチン大統領やイスラエルのネタニヤフ首相に逮捕状を発付したという、極めて重大な決断を下した人物であることから、その発言やICCの活動に対する注目度の高さがうかがえます。 読者からは、国際司法の最前線で何が起きているのか、そして「法の支配」がいかに困難な状況に置かれているのかを、当事者の視点から知ることができる点が高く評価される傾向にあります。特に、著者がロシアから指名手配を受け、米国から制裁対象とされたという事実が、本書の内容に一層のリアリティと重みを与えているという感想が見られます。 国際情勢の複雑さを理解する上で貴重な一冊として、多くの読者に読まれることが期待されます。

戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しないの著者情報

赤根智子氏は、1956年愛知県名古屋市生まれの日本の検察官、裁判官です。東京大学法学部を卒業後、1982年に検事任官。横浜、名古屋、仙台、東京などの地方検察庁で勤務し、名古屋大学大学院法学研究科教授や法務省法務総合研究所国際協力部長などを歴任しました。 2017年12月に国際刑事裁判所(ICC)裁判官に選出され、2018年3月に就任。そして2024年3月には、日本人として初めてICC所長に就任しました。 ロシアのウクライナ侵攻に関連してプーチン大統領に逮捕状を発付した裁判官の一人であり、その報復としてロシアから指名手配を受け、さらにイスラエルのネタニヤフ首相への逮捕状発付をめぐり、米国から制裁対象とされたことでも国際的に注目を集めています。 本書は、国際司法の最前線で「法の支配」のために奮闘する彼女の経験と信念が凝縮された一冊です。

戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しないの出版社情報

文藝春秋は、1923年に作家・菊池寛によって創設された日本の総合出版社です。 「人間を深く描く」ことを企業理念に掲げ、文学、ノンフィクション、評論、ビジネス書、雑誌など幅広いジャンルの出版物を手掛けています。 『文藝春秋』『週刊文春』『CREA』などの主要雑誌のほか、芥川龍之介賞や直木三十五賞といった権威ある文学賞の制定・運営にも深く関与し、日本の文化と知識の発展に貢献してきました。 本書が刊行される「文春新書」は、時事問題や社会科学、歴史など多岐にわたるテーマを扱い、読者に深い洞察を提供する文藝春秋の重要なレーベルの一つです。 国際情勢に関する本書の刊行は、同社の社会的なテーマへの強い関心と、質の高いコンテンツを提供する姿勢を象徴しています。

戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しないを購入する前に確認したい情報

発売日は2025年06月20日頃、ISBNは9784166614967です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しないの書評まとめ

『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』は、国際刑事裁判所の日本人初所長である赤根智子氏が、現代の二つの大きな戦争と国際司法の危機に直面する中で、「法の支配」の重要性を訴える渾身の一冊です。国際情勢の複雑さや国際法の現実、そして個人の尊厳を守るための戦いを、当事者の視点から深く理解したい読者にとって、非常に価値のある内容が提供されています。国際社会の現状と未来に関心を持つ方々が、自身の見識を深めるための一助となることでしょう。

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