【書評】光のとこにいてね|一穂 ミチ|文藝春秋

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光のとこにいてね 9784167924096 文藝春秋 パッケージ画像

一穂ミチさんの長編小説『光のとこにいてね』は、本屋大賞3位、島清恋愛文学賞受賞、そして直木賞候補にも選ばれるなど、数々の文学賞で高い評価を受けた話題作です。小学2年生で出会った二人の少女、結珠と果遠の四半世紀にわたる関係を描き、切なくも激しい愛の物語として多くの読者の心をつかみました。このたび文春文庫として刊行され、より多くの読者にその感動が届けられます。

光のとこにいてねの基本情報

書名 光のとこにいてね
著者 一穂 ミチ
出版社 文藝春秋
発売日 2025年09月03日
ISBN 9784167924096
シリーズ 文春文庫
ジャンル 文庫
価格 1,001円(税込)
楽天ブックス評価 ★4.3(348件)

光のとこにいてねはどんな本?

本作は、うらぶれた団地で出会った小学2年生の結珠と果遠の物語です。裕福な家庭に育つ結珠と、貧しい団地で暮らす果遠は、正反対の境遇にありながら、同じ孤独を抱え強く惹かれ合います。秘密の友情を育む二人ですが、幸せな時間は唐突に終わりを告げます。8年後、名門女子校で思わぬ再会を果たした二人を待ち受けるのは、再び交錯する運命。人が人を想う気持ちを最高純度で描いた、四半世紀にわたる愛の軌跡が、鮮やかな筆致で紡がれていきます。

光のとこにいてねの内容と読みどころ

特徴1

正反対の境遇に育った結珠と果遠が、互いの孤独に共鳴し、強く惹かれ合う関係性の描写は、読者の心を深く揺さぶります。

特徴2

小学2年生での出会いから、8年後の再会、そして大人になるまでの四半世紀にわたる二人の関係性の変遷が丁寧に描かれ、時間の流れとともに深まる感情の機微が読みどころです。

特徴3

本屋大賞3位、島清恋愛文学賞受賞、直木賞候補など、複数の文学賞で評価された確かな物語性と、一穂ミチさんならではの鮮やかで情感豊かな文章表現が魅力です。

この本がおすすめの人

この本は、深く複雑な人間関係の機微に触れたい読者におすすめです。特に、友情と愛情の境界線にあるような「名前のつけられない関係」に興味がある方や、登場人物たちの内面的な葛藤や成長をじっくりと追いたい方に響くでしょう。また、一穂ミチさんの繊細で美しい文章表現を堪能したい方、そして、孤独を抱えながらも光を求め合う人々の物語に感動したい方にも手に取っていただきたい一冊です。

光のとこにいてねの評判・口コミ

★★★★ 4.3 (348レビュー)

読書メーターや書評サイトでは、多くの読者が「タイトルに惹かれて読み始め、一気に引き込まれた」という感想を寄せています。 二人の主人公が互いを強く求め合う関係性について、「切ないほど美しい」「尊い」といった声が多く見られます。 その一方で、物語の後半や結末に対して「物足りなさを感じる」「すべてが閉じきっていない」という意見や、「不思議な読後感」に触れる感想も確認できます。 全体としては、一穂ミチさんの鮮やかな文章と、人を突き動かす感情の描写が高く評価されています。

光のとこにいてねの著者情報

一穂ミチさんは、1978年大阪府生まれの小説家です。2007年に『雪よ林檎の香のごとく』でデビューし、当初はボーイズラブ小説を中心に執筆していました。2021年に一般文芸作品として刊行した『スモールワールズ』が本屋大賞3位、吉川英治文学新人賞を受賞し、直木賞候補にもなるなど大きな注目を集めました。 2024年には『ツミデミック』で直木賞を受賞し、実力派作家としての地位を確立しています。 本作『光のとこにいてね』でも、第30回島清恋愛文学賞を受賞しており、その情感豊かな筆致で読者を魅了し続けています。

光のとこにいてねの出版社情報

文藝春秋は、1923年(大正12年)に作家・菊池寛によって創設された日本の総合出版社です。 「文藝春秋」「週刊文春」といった雑誌のほか、「文学界」「オール読物」などの文芸誌を発行し、文芸界に大きな影響力を持っています。 また、芥川龍之介賞や直木三十五賞を制定するなど、日本の文学振興にも深く関わってきました。 文春文庫や文春新書など、幅広いジャンルの書籍を刊行しており、質の高い作品を世に送り出す出版社として定評があります。

光のとこにいてねを購入する前に確認したい情報

発売日は2025年09月03日、ISBNは9784167924096です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

光のとこにいてねの書評まとめ

一穂ミチさんの『光のとこにいてね』は、孤独を抱えた二人の少女が織りなす、深く切実な愛の物語です。数々の文学賞で評価された確かな筆力と、読者の心に深く残るテーマが魅力であり、登場人物たちの感情の揺れ動きに共感し、物語の世界に没入したい読者には特におすすめできる一冊です。文庫化を機に、この感動的な作品をぜひ手に取ってみてください。

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