21世紀に入り、日本の化学者が数々のノーベル賞を受賞し、その科学技術力は世界に認められています。しかし、明治期以降の短い科学技術の歴史の中で、化学の深い歴史について知る機会は限られていました。本書『化学史事典』は、このような状況を鑑み、化学史学会の創立40周年記念事業として企画された画期的な一冊です。化学の400年近い歴史を網羅し、日本の化学史研究の深化に貢献することを目指しています。
化学史事典の基本情報
| 書名 | 化学史事典 |
|---|---|
| 著者 | 化学史学会 |
| 出版社 | 化学同人 |
| 発売日 | 2017年03月24日頃 |
| ISBN | 9784759818390 |
| ジャンル | 科学・技術 |
| 価格 | 24,200円(税込) |
化学史事典はどんな本?
『化学史事典』は、化学史学会が創立40周年を記念して編纂した、世界初の化学史専門事典です。日本の科学技術の発展が目覚ましい一方で、その背景にある化学の歴史に対する知識の不足を補うことを目的としています。全2079項目を収録し、国内外の化学者1168名をはじめ、理論、用語、物質、装置、著作、さらには環境問題を含む歴史的出来事、化学企業や学術団体まで多岐にわたるテーマを網羅しています。カラー口絵や巻末の年表、文献一覧、詳細な索引も充実しており、化学史を深く理解するための包括的な情報源となっています。執筆には国内外で活躍する182名の歴史研究者が携わっています。
化学史事典の内容と読みどころ
特徴1
世界初の化学史専門事典として、化学の歴史に関する包括的な知識を提供する点が挙げられます。化学史学会の40周年記念事業として、専門家が総力を挙げて編纂した信頼性の高い内容が特徴です。
特徴2
2079項目に及ぶ豊富な収録項目と、国内外の化学者1168名を掲載している点が読みどころです。大・中・小項目で記述され、理論から物質、歴史的出来事まで幅広い視点から化学史を解説しています。
特徴3
カラー口絵、巻末の年表、文献一覧、詳細な索引など、事典としての使いやすさと資料的価値の高さも魅力です。研究者から学生まで、多様な読者のニーズに応える構成となっています。
この本がおすすめの人
この事典は、化学や科学技術の歴史に関心を持つすべての人におすすめできます。特に、日本の化学研究の背景にある歴史的経緯を深く知りたい研究者や学生、教育関係者にとって貴重な資料となるでしょう。また、専門的な知識を体系的に学びたい一般の読者や、特定の化学者や概念の歴史的背景を調べたい方にも適しています。化学史の専門事典を探している方には、まさに必携の一冊と言えます。
化学史事典の評判・口コミ
『化学史事典』は、化学史学会が創立40周年を記念して刊行した「世界初の化学史専門事典」として、その専門性と網羅性が高く評価されています。 読書メーターやブクログといった読書レビューサービスでは、化学史に関する事項を網羅的に調べられる点や、人名、物質名、現象名など多角的な視点から解説されている点が評価されています。 多くの専門家が執筆に携わっていることから、学術的な信頼性も厚く、化学史研究における重要な基礎資料として位置づけられています。
化学史事典の著者情報
本書の編者である化学史学会は、1973年に化学史研究会として発足し、1984年に現在の名称に改称されました。 会員相互の協力により、化学史研究の発展と普及を目的として活動しており、年4回の会誌『化学史研究』の発行や研究発表会の開催などを行っています。 『化学史事典』は、学会創立40周年を記念する共同企画として、学会の理事を含む編集委員会が項目選定から執筆者決定、査読校正までを行い、国内外の182名の歴史研究者が執筆に参加しました。
化学史事典の出版社情報
株式会社化学同人は、1954年9月に大阪大学教授の小竹無二雄氏らによって、月刊誌『化学』を刊行するために設立された出版社です。 創業以来、「内容は高く 表現はやさしく」を基本理念とし、自然科学関連分野の発展と専門知識の普及に貢献する良書の刊行を続けています。 化学専門書を中心に、有機・無機・高分子・生化学・環境科学など幅広い分野のテキスト、専門書、参考書、啓蒙書、図鑑などを手掛けており、自然科学書出版における確固たる地位を築いています。
化学史事典を購入する前に確認したい情報
発売日は2017年03月24日頃、ISBNは9784759818390です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
化学史事典の書評まとめ
『化学史事典』は、化学の歴史を体系的に学びたい、あるいは特定の事柄について深く掘り下げたいと考える読者にとって、非常に価値のある一冊です。世界初の専門事典として、その網羅性と信頼性は高く、研究者から学生、そして知的好奇心旺盛な一般読者まで、幅広い層に役立つでしょう。化学史という専門分野の奥深さに触れるための、確かな道しるべとなる事典です。

