【書評】戦いの日本史(第1巻)|田中恒夫|国書刊行会

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日本史における「戦い」の様相を多角的に掘り下げる全六巻シリーズの第一巻、『戦いの日本史(第1巻)総論・古代〜鎌倉時代の戦い』。本書は、古代から戊辰戦争に至るまでの日本の戦いを、その時代背景、経緯、実際の形態、そして後世への影響まで詳細に分析することを目的としています。元防衛大学校助教授である田中恒夫氏が著者を務め、軍事史研究の専門的知見から、日本の歴史を動かした戦いの本質に迫ります。

戦いの日本史(第1巻)の基本情報

書名 戦いの日本史(第1巻)
副題 総論・古代〜鎌倉時代の戦い
著者 田中恒夫
出版社 国書刊行会
発売日 2022年06月10日頃
ISBN 9784336065780
ジャンル 人文・思想・社会
価格 22,000円(税込)

戦いの日本史(第1巻)はどんな本?

本書は、古代から鎌倉時代に至るまでの日本の「戦い」に焦点を当てた歴史書です。大陸からの農耕社会の伝播と共に生まれた戦いの起源から説き起こし、邪馬台国の時代、大和王権の成立と対外出兵、蘇我氏の時代、白村江の戦い、壬申の乱といった古代の主要な争乱を詳述しています。さらに、律令国家の成立と崩壊、承平・天慶の乱、摂関時代、院政と武士の台頭を経て、平氏政権の成立、源平の戦い、そして鎌倉幕府の誕生とその後の北条氏による執権政治、承久の乱、元寇、得宗専制体制の動揺、元弘の乱に至るまで、各時代の戦いの諸相を詳細に検討しています。単なる合戦の記述に留まらず、戦いが生まれた背景や社会への影響まで深く掘り下げている点が特徴です。

戦いの日本史(第1巻)の内容と読みどころ

特徴1

古代から鎌倉時代までの戦いを網羅的に解説しており、日本の戦いの起源から武家政権の確立までを一貫した視点で追うことができます。

特徴2

戦いの経緯や実際の様相だけでなく、その時代背景や社会・政治に与えた影響まで深く考察しているため、歴史の流れの中で戦いの意味を理解できます。

特徴3

元防衛大学校助教授である田中恒夫氏の専門的な知見に基づき、軍事的な視点も交えながら、詳細かつ多角的に戦いの実態に迫る記述が読みどころです。

この本がおすすめの人

この本は、日本の古代から中世にかけての戦いの歴史に深い関心を持つ方におすすめです。単なる合戦の羅列ではなく、戦いの背景や社会への影響まで総合的に理解したい歴史愛好家や研究者にとって、貴重な一冊となるでしょう。また、軍事史や戦略に関心があり、専門的な視点から日本の戦いを分析した書籍を求めている読者にも適しています。詳細な記述と網羅的な内容から、特定の時代の戦いを深く掘り下げたい方や、日本史における戦いの変遷を体系的に学びたい方にも良い選択肢となるでしょう。

戦いの日本史(第1巻)の評判・口コミ

『戦いの日本史(第1巻)』は2022年6月に刊行された比較的新しい書籍であり、現時点では広範な読者レビューやメディアによる詳細な書評は多く確認されていません。しかし、出版社からの情報や書籍の概要からは、古代から鎌倉時代までの戦いを多角的に、かつ詳細に分析する学術的なアプローチがうかがえます。シリーズ全体で日本の戦いを網羅的に扱うという壮大な企画であるため、専門家や歴史研究者からの注目を集める可能性が考えられます。詳細な目次からは、各時代の主要な戦いを深く掘り下げていることが示されており、その学術的価値に期待する声が見られるかもしれません。

戦いの日本史(第1巻)の著者情報

田中恒夫氏は1949年生まれの歴史学者です。防衛大学校を卒業後、元防衛大学校助教授、元2等陸佐として、軍事史研究に長年携わってきました。その専門知識は、本書『戦いの日本史』シリーズにおいて、日本の戦いを多角的に分析する基盤となっています。これまでの主な著書には、『朝鮮戦争多富洞の戦い』、『戦場の名言』、『歴史群像シリーズ 朝鮮戦争』、『朝鮮戦争――休戦50周年の検証・半島の内と外から』、『図説朝鮮戦争』などがあり、朝鮮戦争に関する研究でも知られています。共訳書として『韓国戦争』全六巻も手掛けており、軍事史や国際紛争に関する深い洞察を持つ著者として評価されています。

戦いの日本史(第1巻)の出版社情報

国書刊行会は1971年に設立された出版社です。当初は学術資料書籍の復刻出版を目的としており、『明月記』や『玉葉』の復刻版刊行でその歩みを始めました。1975年には『世界幻想文学大系』の刊行を契機に、海外文学や幻想文学の分野にも活動を広げました。現在では、歴史・仏教・神道・国文学といった学術書から、ミステリ、SF、ホラー、オカルト、美術書まで、幅広いジャンルで「国書刊行会らしさ」を追求した個性的な出版活動を続けています。専門性の高いテーマを深く掘り下げた書籍を多く手掛けることで知られ、「国書税」という言葉が生まれるほど、熱心な読者から支持されています。

戦いの日本史(第1巻)を購入する前に確認したい情報

発売日は2022年06月10日頃、ISBNは9784336065780です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

戦いの日本史(第1巻)の書評まとめ

『戦いの日本史(第1巻)』は、古代から鎌倉時代までの日本の戦いを、時代背景、経緯、形態、そして影響まで包括的に分析した専門性の高い歴史書です。元防衛大学校助教授である田中恒夫氏の知見に基づき、学術的な深さと詳細な記述が期待できます。単なる事実の羅列ではなく、戦いの本質とその歴史的意義を深く考察したい歴史研究者や、軍事史に関心のある読者にとって、読み応えのある一冊となるでしょう。日本の戦いの歴史を体系的に学びたい方や、専門家の視点から深く掘り下げられた解説を求める方におすすめできる書籍です。

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