佐伯泰英氏が手掛ける人気時代小説シリーズ「交代寄合伊那衆異聞」の最新刊、『散斬 決定版』が光文社文庫より登場します。文庫書き下ろし時代小説というジャンルを確立し、数々のベストセラーを生み出してきた佐伯氏の筆致で描かれる本作は、幕末の動乱期を舞台に、主人公・座光寺藤之助が海を越えて活躍する壮大な冒険活劇です。国際色豊かな舞台設定と、歴史上の人物が絡む重厚な物語は、多くの読者を魅了することでしょう。
散斬 決定版の基本情報
| 書名 | 散斬 決定版 |
|---|---|
| 副題 | 交代寄合伊那衆異聞(17) |
| 著者 | 佐伯泰英 |
| 出版社 | 光文社 |
| 発売日 | 2026年10月08日 |
| ISBN | 9784334111731 |
| シリーズ | 光文社文庫 |
| ジャンル | 文庫 |
| 価格 | 924円(税込) |
散斬 決定版はどんな本?
『散斬 決定版』は、「交代寄合伊那衆異聞」シリーズの第17巻にあたります。物語は、長崎から上海へと再び海を渡った座光寺藤之助が、江南周遊の途中で黒蛇頭と組んだ謎の和人に狙われるところから展開します。その頃、藤之助を配下に置きたい大老井伊直弼の意を受けた内用人・佐々助八が、軍艦操練所生たちの操船するヘダ号で上海入りしており、政治的な思惑が交錯します。一方、南方の地で交易を続ける高島玲奈は、幼い頃に別れたイスパニア人の父ソトの面影を追い求める旅を続けています。やがて、ヘダ号と藤之助は最大の危機に見舞われることになります。幕末の日本を飛び出し、異国の地で繰り広げられる緊迫のドラマが描かれています。
散斬 決定版の内容と読みどころ
特徴1
主人公・座光寺藤之助が長崎から上海、江南へと舞台を広げ、黒蛇頭と組んだ謎の和人との手に汗握る対決が繰り広げられます。
特徴2
大老井伊直弼の思惑が絡み、内用人・佐々助八がヘダ号で上海入りするなど、幕府の政治的動きが物語の緊迫感を高めます。
特徴3
交易を続ける高島玲奈が、幼い頃に別れたイスパニア人の父ソトの面影を追い求める個人的な旅が、全体の物語にどのように影響を与えるのかが注目されます。
この本がおすすめの人
本作は、幕末の時代背景を深く味わいたい歴史小説ファンにおすすめです。また、日本国内に留まらず、海外を舞台にした壮大なスケールのアクションや冒険活劇を好む読者にも適しています。佐伯泰英氏の長年のファンはもちろん、「交代寄合伊那衆異聞」シリーズを読み続けている方、そして安定した筆致で描かれる人間ドラマや剣戟描写を楽しみたい方にも満足いただける一冊でしょう。
散斬 決定版の評判・口コミ
『散斬 決定版』は刊行前の作品であるため、個別の読者レビューはまだ多くありません。しかし、著者である佐伯泰英氏の「交代寄合伊那衆異聞」シリーズ全体としては、読者から高い評価を得ています。シリーズの読者からは、主人公・座光寺藤之助が弱小旗本の一家臣から世界へと雄飛していく姿や、幕末の激動の時代を舞台にした壮大な冒険活劇が面白いという声が聞かれます。 また、著者の巧みなストーリーテリングと、地理や歴史を織り交ぜながら読者を飽きさせない工夫が評価されています。
散斬 決定版の著者情報
佐伯泰英氏は1942年北九州市生まれの時代小説作家です。日本大学芸術学部を卒業後、闘牛カメラマンとして海外で活躍し、ノンフィクション作品を発表しました。1981年には『闘牛士エル・コルドベス 一九六九年の叛乱』でドキュメント・ファイル大賞を受賞しています。 1999年に初の時代小説「密命」シリーズを発表して以降、「居眠り磐音 江戸双紙」「酔いどれ小籐次」「吉原裏同心」など数々の人気シリーズを世に送り出し、文庫書き下ろし時代小説というジャンルを確立しました。 2024年1月には文庫書き下ろし作品のみで累計300冊、累計部数7840万部を突破する快挙を達成し、2018年には第66回菊池寛賞を受賞しています。
散斬 決定版の出版社情報
光文社は1945年10月1日に創業された総合出版社です。 本社を東京都文京区に構え、雑誌や書籍の刊行を手掛けています。 特に「光文社文庫」は1984年8月に創刊され、エンターテイメント系の作品を中心に、ミステリーや時代小説など幅広いジャンルの人気作品を収めています。 佐伯泰英氏の「交代寄合伊那衆異聞」シリーズをはじめ、多くの時代小説が光文社文庫から刊行されており、同社の主要な出版分野の一つとなっています。
散斬 決定版を購入する前に確認したい情報
発売日は2026年10月08日、ISBNは9784334111731です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
散斬 決定版の書評まとめ
佐伯泰英氏の「交代寄合伊那衆異聞」シリーズ最新作『散斬 決定版』は、幕末の日本と海外を股にかける壮大なスケールで描かれる時代小説です。主人公・座光寺藤之助の活躍に加え、大老井伊直弼の思惑や高島玲奈の個人的な探求が絡み合い、物語に深みを与えています。長年のファンはもちろん、国際的な舞台設定や歴史上の人物が登場する冒険活劇を求める読者にとって、手に取る価値のある一冊となるでしょう。

